"積読家"の私は、読みたいと思った本は深く考えずにとりあえず買ってしまう。
買った事に満足している訳では無いけれど、どんどん"積まさっていく"(不可抗力的な)本達。
読んでないクセに本棚を見るとワクワクしてしまう、読みたくて買った本達。
学校的価値観が色濃く影響している私の子育ては、気付けば我が子を正解に当てはめるようなコントロールをしようと必死になって、イライラし、感情のコントロールが出来なくて大声で怒鳴ったり、罰を与えるような声掛けをしてしまって自己嫌悪の日々。
これは子育て本を読む段階じゃないな、と感じて、社会派ブロガー「ちきりん」さんの4部作の最終巻「自分の意見で生きていこう」を読み進めてみた。全巻ずっと持っていて読んでなかった。。。
今までも子ども達には、どんな状況に置かれていても、常に自分の意思で行動して楽しみながら人生を送る人になって欲しいと思っていた。
けれど、上の子が成長し3歳になった頃くらいから、自我が爆発しこちらの求める行動をしてくれない事がほとんどになり、私の少ない理性もぶっ飛んだ。今になって思えば。
いつの間にか、子どもを型にはめようと頑張っている私になっていた。
「他者と違う意見を自信を待って表明する人」
「正解の無い問題について自分で考え尽くす人」
「人生において大切な問題にはほとんど正解がないことを理解している人」
私が育てていきたいのはこういう子ども達。
そしてまさに今一番先にならなくてはいけないのが私だった。と気付いた。
"意見"に正解も間違いも無い。
あるのは「私の意見」と「他の誰かの意見」だけ。
当たり前にそう生きてきた人にとっては、何を今更〜!って感じなフレーズだろうけど、私には衝撃的だった。
仕事でもプライベートでも、自分vs他者、他者vs他者の意見が違うっていうあの雰囲気がなんとも苦手だったから。
だけど、それは私自身が「正しい意見」と「間違った意見」があるとどこかでそう考えていたからなんだと痛感した。
自分の意見と違う意見は、「その人の意見」ってだけ。子どもも1人の人間なんだから、尊重するって、そういうことか!と納得した。
なかなかその場の感情で声を荒げてしまいそうだけど、一旦落ち着いてみよう。出来るかな。やってみよう。笑
最後に、本を読むのと映画を観るって自己満足度が高くて良い。時間を大切にしている感が湧いてくる。
#読書#積読家