yuchanちゃんのブログは、
ムダに長い。
わかってる、わかっている…
長くてもちゃんとした内容があればいいけど、yuchanちゃんのブログは脱線、寄り道、だらだらブログ
なので、今回は、
シンプルブログを目指したいと思います
図書館で借りた本
「夜告げ鳥」初期作品集
三島由紀夫
平凡社
(2020)
「夜告げ鳥」は「仮面の告白」刊行1年前の昭和23年、23歳の三島自身が企画した作品集。
が、版元になるはずだった圭文社が倒産してそのままお蔵入りになった。
↑三島由紀夫本人による装丁案
(口絵頁より引用)
解説の井上隆史さんが、とても詳しくわかりやすくこの本のことを解説している。
『仮面の告白』を蝶に喩えるなら、『夜告げ鳥』は脱皮し成虫になる以前の、「さなぎ」の段階の三島と言ってよい。
P.295 解説 より引用
〈詩〉
風の抑揚
巣鳥たちは木立にとび交ひ、薔薇の藪には日が縞になつて下りてゐる、こころもち首をかしげて日もすがら、おまへのそぞろあるくその庭には。
なんとせはしげに、あてもなげに、かなしさうにおまへは歩むことか、止つたり歩いたり……たとへばいろんな彩色(いろどり)の風のやうに、思ひ出がおまへを囲むのを怕(おそ)れるあまり、いらぬ愁(かな)しみや悦びが、蘇つておまへを擾(かきみだ)すのを怕れるあまり。……
だが……
風がさやかに揺(ゆす)ると、かつてない不注意な羞(はぢ)らひがやさしさが、おまへにひらめく、百合が朝(あした)と夕(ゆふべ)だけ、うすくれなゐに映えるやうに。
だが……
薔薇の小籔(をやぶ)が一めんに風になだれると、おまへのかなしみは再(ま)たまじまじとみえてくる、砂時圭(すなどけい)*の朱いろの砂が、もどかしく落ちるやうに。
ああ、わたしはここから見てゐる、息をひそめて。緑の風が身を撚(よ)つてとほつてゆく、この生籬(いけがき)のやぶれから。
『夜告げ鳥』
P.91~92より引用
・上の ()のひらがなは本文中では文字の上にかな読みになってます
・ *の砂時圭の圭は原文ママ
図書館で借りた本
「紫式部日記」
小迎裕美子/紫式部
監修=赤間恵都子
KADOKAWA
『紫式部日記』には何が書いてあるのか?
この作品は、中宮女房としての視点で記録した公的な部分と、自分の内面を見つめて書いた私的な部分が混在した日記なのです。
P.29
↑赤間先生のよくわかる紫式部日記講座①より抜粋引用
漫画形式で書(描)かれている『紫式部日記』
小迎裕美子さんの画と構成が(・∀・)イイです❗
内容が漫画形式なので、わかりやすい。
笑えます~
この本は、女性、とくに30~40代の働く女性(主に会社勤めの女性)は共感するところがたくさんあると思う。(仕事が宮仕えなので)
本文中には『紫式部日記』のほかに『源氏物語』の解説もあります~
源氏物語に出てくる花散里(癒し系)は大和和紀の『あさきゆめみし』だと、ぽっちゃり系ですが、じつはやせ型なんだそうです
小迎裕美子/清少納言の『枕草子』KADOKAWA もあります!
(。・∀・。)ノ
どこが、
シンプルブログ⁉️
MATANE~💜