以前書いたけど、TSUTAYAの古本コーナーによく行っていた。
だいぶ前に閉店して、今は無印良品になっている。
久しぶりに、「於TSUTAYAの掘り出し物」のシリーズを。

今回は、

「文体練習」

その前に…

yuchanは感覚人間。
なので、本も音楽も写真、映画…
ほとんど

なんか~、(・∀・)イイかんじ~

という感想モドキしか言えないチューあせる

この本はどういう内容で、どんなところがよかったか、という、所謂『レビュー』ができない。(よく読んでないのかもだが💦)
なので、ブロ友さんたちのブログ記事を、書き方のお手本にしてます。

今回、私がフォローしているみもざさん(ミモザカラーにしてみました)にリブログをお願いしましたニコニコ花

サッカー選手の長谷部誠選手は「(ハセベは)まるで上からピッチを見ているようなプレイ(or ポジショニング)をする」とよく言われます。どういうことかというと、視野がとても広い、ということ。
みもざさんも物事を俯瞰的に見る。視野が広い。複眼的視点。限定するような言い方はしない。そして広い範囲から意見される。Aだけでなく、Bもある。というような。そんな柔軟性がある考え方がとても素敵だなといつも思いますラブラブ


志賀直哉のことを書いている記事もあって、迷いましたがこちらを選びました。

(過去ログも是非❗)




「文は人なり、という言葉がある。」


武田百合子の「犬が星見た ロシア旅行」の解説で、色川武大が冒頭の1行に書いている。

ブロ友さんたちのブログは、お人柄がわかるものが多い。

浸み込むような優しさのある文章や、文体は弾けてるけど内容は暖かい灯りのようなブログ記事。

楽譜を見ているようなブログを書かれる方も🐸。どういうことかというと、文章に、強弱、緩急、旋律(リズム)があるんです。絵文字や❗、❔は音楽記号に見えてくる🎵

文字は音符のよう♪

読み終えるとまるで楽曲を聴いたような気分になります🎶

ご自身の生き方のスタイルが確立されているんだと思います。



ほんとうに、「文は人なり」と思う。


で、ようやく…


「文体練習」



レーモン・クノー


「地下鉄のザジ」が有名ですね❗

TSUTAYAで買ったのは一番左の原書です。(安かった、300円くらい。)邦訳されているものがあるのがある場合、原書を買うことがあります(安いとき。外国語はぜんぜんわからないんですが💦)


(右側)

「コミック 文体練習」

   マット・マドン
   大久保譲 訳
   国書刊行会


国書刊行会の出版なので、手放すのをなんとなく躊躇った。クノーの「文体練習」にインスパイアされた、同じ内容の1つの物語を99パターンのコミックで描いたもの。

昔、古本屋か古本市で購入。



「文体練習」
  レーモン・クノー
   朝比奈弘治 訳
   朝日出版社


かっこいい~😆クラッカー


な・ぜ・な・ら…


造本・本文レイアウト

仲條正義キラキラ


内容も勿論(・∀・)イイんですが、かんぜんにジャケ買いですほっこり音譜

本の中もすごく凝ったブックデザイン(本文レイアウト)

昔、ブックオフで買いましたニコ


帯は…



「フーガの技法」が文章になったら!?音譜
『文体練習』になる❗

本書は、
〔バスの中で起こった喧嘩の顛末と、その張本人を後でたまたま目撃した〕

…という出来事を99通りの異なった「書き方」で書いたもの。「文体」「ことば」が跳びはねたようにいきいきとしたり、逆に沈み込んだり、あちこちに動きまわったり。
「文体」「ことば」だけで日常の些細な出来事をいくつものパターンであらわすことができる。


つまり、すぐれた料理人がたったひとつの材料を使って九九通りの異なった「書き方」を実践してみせたものがこの書物というわけである。
P.137より引用

クノーはブルトンと出会ってシュルレアリスムに参加するが、結局離れ、「ウリポ」を結成する。「ウリポ」とは「ポテンシャル文学工房」あるいは「潜在文学工房」というグループの略称。
活動内容は「ことばによる文学的実験の試み」「言語遊戯」といえる


「ウリポ」のメンバーのひとり
ジャック・ルーボー

自販機が(・∀・)イイ味だしてる~👍


「ジャック・ルーボーの極私的東京案内」
ジャック・ルーボー
田中淳一 訳
水声社


帯は、

この本は、詩、俳句、短歌をされる方に強くお薦めします!!!!




Yûgure

秋の夕暮れが
夕暮れの秋になるとき
幽かな反転の芯に
きざまれる秋の秋

そして秋の憂鬱が
夕暮れに増幅されると
身体の上三分が 顕われて灼熱する
こころ(クール) kokoro  詩句が交響する

yûgure yûgure ni
さみなき心から心への否認
七分は夜に沈む暗い斜面

詩句が逃れ行くものを覆し
詩句と裏面がねじれてつながると
それぞれに言い交わす また明晚と

P.87,88から引用




抜き書きノートから
「ピエールとジャン」
  ギ・ド・モオパッサン
  新潮文庫

「小説について」P.23~24
右下のところ(波線)

言わんと欲することがなんであろうとも、それを言いあらわすには一つの言葉しかない。それを生き生きと躍動させるには、一つの動詞しかなく、その性質を規定するのに一つの形容詞しかない。断じていいかげんなところ満足してはならない。困難をさけるために言葉の道化に頼ってはならない。たとえいかにうってつけのものであろうとも、ごまかしに援助を求めてはならない。ボワロの次の一句を適用することによって最も微妙な事柄を指示し、言葉にうつすことができる。
置くべき場所に置かれた単語の力を教えた。


写したのは覚えてますが、モオパッサンを読んだのは覚えてませんチューあせる



「於 TSUTAYAの掘り出し物」

 番外編

ダウン


https://ameblo.jp/yuchan1720-2020/entry-12678661101.html 



(。・∀・。)ノコップコップコップ

文は人なり~🌱


MATANE~ラブレター