こんにちは、ゆっこです。

 

先日、映画「Endless SHOCK」を見てきました。

堂本光一さん主演の舞台の映画化作品です。

 

 

実はSHOCKシリーズは初演の時から20年以上見続けており、

毎年2〜3月に「Endless SHOCK」を観ることが、

自分の仕事への姿勢や価値観の振り返りの場となっています。

 

同作は、ブロードウェイを舞台に、主人公とそのカンパニー(劇団)が

街の一角にある小劇場からメジャーデビューを果たし、仲間との衝突を経て成長していく物語です。

このように纏めると、なんだか青春群像劇のようですが、実際は非常に重い話です。。

 

このストーリーの一番のメッセージは「Show must go on、走り続けること」。

ただし、ただ突っ走るのではなく、立ち止まっても再び一歩踏み出して前に進むこと、を

重視しています。

 

この作品を観ると、いつも自分の仕事への向き合い方を問われているような気持ちになります。

今の自分は正面から仕事に向かえているか、行き詰まってることのヒントはあったか、

作品を観た自分の感情から紐解いていたりします。

 

そして今回感じたこと。

いくつかありますが、一番大きかったことは・・・

 

次の一手が見えないと、目の前の状況に踊らされて苦しくなる

 

ということでした。

 

 

SHOCKの劇中、主人公たちはオフブロードウェイで上演していたショーが絶賛され、

オンブロードウェイの劇場からスカウトがかかり、メジャーデビューを果たします。

このスカウトをもらい、カンパニーの皆で喜ぶシーンで、1人冷静な主人公がつぶやく言葉があります。

 

オンの先に何があるのか。

 

実は主人公は、オンブロードウェイの劇場に来て半年間公演を行っても、

オンの先にあるもの”がわかりませんでした

そして主人公は、「ここでは(オフにいた時のような)甘えは通用しない」と

歯を食いしばり、重圧と孤独な戦いをしていました。

カンパニー内でも、弱気になったり疲弊するものが出てきて、一致団結できなくなります。

 

このシーンを見ていて、前職の自分を思い出しました。

前職はキャリアアドバイザーになりたいと思って入社したものの、

その先の目標が無く、目先の数字や周囲の評価に振り回されて疲れました

 

 

数字を上げてもリセットされるから翌月は未達かもしれない。

未達が続けば、周囲からの風当たりが強くなり、最後には切られるかもしれない。

最後数ヶ月は、延々と続く数字レースに疲れ切っていました。

 

この時、キャリアアドバイザーとしての"その先"が見えていれば違ったのではないかと思います。

例えば、何年で成果を出して役職者になる、

ここまでの実績を出したらフリーとして独立する、

○年続けて、特定の資格の受験資格を得る、など。

 

そうすれば、今目の前のことが未来へのプロセスになり、自分の判断軸で仕事に取り組めます。

毎月の達成の可否よりも、もう少し長期的な視点でやるべきことができているか、を

考えられたのではないかと思うのです。

 

実際小さなことですが、過去に挫折したビジネス書も、

将来のビジョンから逆算した目的を持って読むことで、今は面白くグイグイ読み進められています

 

幸い、今は暫定とはいえ、5年後・10年後のキャリア目標ができました。

今なら、次にもし前職と同じ仕事を選んだとしても、

捉え方やメンタルへの負荷が変わってくるのではないかと希望を持っています。

楽観的過ぎるかもしれませんがあせる

 

皆さんは振り返って、いかがでしょうか。