こんにちは、ゆっこです。
今日は仕事術・思考整理の仕方のお話です。
報・連・相が苦手というデキないマン
恥ずかしながら、前職にいた頃、報告・相談がとても苦手でした
自分に自信が無く、自分の判断が甘くて軽視している要素が、
実は上司にとっては重要な判断材料かもしれない、と思ってしまい、
全てを話そうとして、経緯説明が長くなりがちでした。
特にマネージャーからは、怒られずに報告ができたことがありませんでした。
順を追って説明しようとすると、最後の部分だけ言え、と言われ、
最新の状況だけ報告すると「なんでそうなったの?」「それはなんで?」
と時間を少しずつ遡っていくので、結果として、
「もう、よくわかんないんだけど」とバッサリ切られていました。
だから最初から聞いて欲しかったのに・・・・ということもしばしば。
社会人の基本とはいえコミュニケーションが難しいことは自明なので、
上司の機嫌を損ねない報告の仕方を考えていました。
そして編み出したのが、独自のメールフォーマットでした。
人材紹介業は関係者が多数いる中での調整・交渉になるため、
関係者の考え・感情と状況がコンパクトに把握できるよう、
以下のような、一問一答形式の報告用フォーマットを作っていました。
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【ご相談事項】
【企業側の状況】
その理由(原因)
留意事項
【求職者側の状況】
その理由(原因)
留意事項
【自分の見解】
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ポイントは一問一答形式にすることと、
質問として項目を立てることです。
質問の立て方は、「相手が知りたい質問」を設定します。
このようにすることで、言葉が簡潔になり、
ダラダラとした補足情報を持ち出さなくて済みます。
またメールで送るので上司には遮られることなく伝えられます。
上司も全体量を把握でき、見出しを基に、問題に応じて好きな順番で読めます。
(例.相談→見解→求職者→企業など)
私自身も、問題の状況を俯瞰でき、問題の背景を考えられるので、
必要な要素だけをシンプルに考えられ、とても頭がクリアになりました。
なお、直属のリーダーには好評でしたが、
マネージャーからは分量が多い、文字を打つ時間が勿体無い、など
怒られることも多かったので、オールマイティではないことは一応お伝えします
今考えるとマネージャーからは八つ当たりもあったのか・・・?
ただ、自分が問題解決のスピードは上がり、ストレスは軽減されていました。
見出しをつけて簡潔にまとめる方法は、コミュニケーションツールであり、
思考方法なので、仕事場面に限らず、問題解決や家族間の相談事でも応用可能です。
昨日のブログでは、夢について宣言しました。
この話も、親子関係から話せば長くなり脱線しがちですが、
以下のようにまとめたら、わかりやすくなりました。
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【相談事項】産業カウンセラーになりたいが収入面が不安
【産業カウンセラーになりたい理由】 カウンセラーは高校生からの夢だった
志望理由:個人と向き合い、人生を少しだけ前向きにしていきたいから。
今目指す理由:
・過去、母から反対されて挫折した経緯があった。
・今であれば、母に遠慮すること無く、カウンセリング業務に当たれると思う。
なぜ産業カウンセラーなのか:
・キャリアアドバイザーの経験を生かせる。
・組織と個人の両方の橋渡しになれる可能性がある(EAPや復職支援など)。
【産業カウンセラーになる方法】産業カウンセラーの養成講座に通学し、試験を受ける
その理由(原因)資格要件を満たすため。
留意事項:通学費用が○○万前後かかる。週○時間の勉強時間が必要。
【産業カウンセラーの就職口】業務委託、フリーランス、アルバイト等
その理由(原因)シフト制や常駐型が多いため。
【自分の見解】
(例えば事業計画を伝える。)
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仕事の時と違って、こちらは、
過去〜現在、現在〜近未来、将来、といった時間軸に分けています。
今産業カウンセラーになりたい、という実現したい未来があり、
その動機と展望を具体的に列挙しています。
しかし、今調べていますが、EAPや復職支援も含めて、
正社員での産業カウンセラーの求人と本当に無いですね。
現在はキャリコンと2本立てで取得し、キャリアカウンセリングも含めた形で、
相談業をいくつかできればと考えています。
集客などでもセミナーを頻繁に受ける必要がありそうですね。
大変だ・・・・。