2022年7月17日(日)20時45分頃、

愛猫コスコは息を引き取りました。


水曜日になんだか元気ないかな?と思って、金曜日の朝には病院へ連れて行きましたが、具合が急に悪くなりました。


金曜日も病院から帰ってからはまだ元気にしていて、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思わなかった。土曜日には少し体が震えていたので、土曜日午後に空いてる病院を探して電話してすぐに連れて行った時には、体温が急激に35度まで下がっていたため、もって2日、3日と言われました。そう言われても信じられなかった。


彼の長い命のなかで、苦しんだのが最後の二日間だけだったことだけが私にとって救いでしたが、苦しがっている様子が今でも頭から離れません。


月曜日には葬儀を行なってもらいました。火葬の前に30分、最後のお別れの時間をとってもらいました。そこで再会した我が子は、痛みと闘ってボロボロになった体を綺麗にしてもらって、幸せそうに安らかに眠っていました。心から安堵した瞬間でした。今にも起きて、早く一緒に家に帰ろうよって言い出しそうな、そんな表情でした。


この最後のお別れがなかったら、苦しがっている姿を見たのが最後になってしまっていたので、本人が痛みのない世界へ旅立てたのをこの目で見ることができて本当によかったです。


火葬が終わって1時間も待たないうちに、まだ温もりの残る遺灰を骨壷に入れてもらい、それを胸に抱いて家へ帰りました。


ただ、今はまだどうしても悲しくて悲しくて。正直アパートの部屋にいるのが辛いです。どの場所にもコスコの面影があって、幻聴ではないけど、歩いて来るポンポンポンという音や爪研ぎポールをひっかく音が、どこからか聞こえるような気がします。


泣いたばかりいては、コスコがきっと虹の橋の麓で遊びながら『ママ、まだ泣いてるの?』と心配しそうですが、ふとしたことで思い出しては涙が止まりません。


このブログを書くのにも本当に時間がかかりました。息を引き取って4日の今日、やっと言葉にして残しておきたいと思うことができました。


ペットのママ、パパ、少しでもいつもと違う様子があったらすぐに病院へ連れて行ってあげてください。コスコの急逝後にも、金曜日に診ていただいた先生とメールを続けていたのですが、特に猫ちゃんは病状が悪くなるまで目に見えないことが多く、症状が出始めた途端に一気に悪くなることが多いそうです。コスコは正確な診断はこれから、というところで息を引き取ってしまいましたが、先述の先生とのメールやコスコの症状から、心臓病を患ったんだと推測されます。


今はまだペットロスから立ち直れず、辛く悲しい日々ですが、少しずつ、コスコが苦しんでいた様子を、一緒に幸せに暮らしていた時のイメージに上書きしていこうと思います。


11年一緒にドイツで暮らしてくれてありがとう、コスコ。ずっとずっと大好きだよ。私たちを両親に選んでくれて、ありがとう。コスコの両親になれて、私たちは本当に幸せだったよ。


去年の9月にスマホを新しいのに変えてから、ロック画面は初期設定のままでしたが、この写真に変更しました。スマホを見るたびに『ママ、もう泣かないで』とコスコが語りかけてくれているような気持ちになります。


遺灰となったコスコ。安らかに眠ってね。虹の橋の麓で私たちのことを待っててね。