これから書くのは私の旅話。
かれこれ5ヵ月程前の事。
同期とうっぷんの溜まった日常を飛び出すかのように
発った成田国際空港。
その行先は同じアジア圏のとある国-。
「金曜日の退社後に発ち、月曜日の8:30には出社する事」
コレが今回の旅のたった一つの条件だった。
候補に上がるのは、韓国、香港、そして台湾。
まず、韓国。日程的には完璧の優秀国。
羽田空港よりチャーター便が利用出来るため、
移動時間の大幅短縮が可能。
月曜・早朝6時頃に羽田着の便があるため、
その足で出社可能。
が、辛い食べ物に弱いため合えなく却下!
お次、香港。
どんどん発展中の熱い地域だろう。
が、今の私たちのアンテナには引っかかるものが
無かったため・・こちららも合えなく却下!
そして残るは、台湾。
何だか消去法っぽいが、私たちの心は
8割方この国で決まっていたのだ。
その理由。
「食べ物が美味しい」
コレ非常にポイント高し。
5/16 午後6時。
平日の夜という事もあって、何だかとっても静かな成田出発ロビー。
そこへ誰よりも輝いた顔で登場したOL二人(笑)
夜8:10、台湾行きで就航している中での最終便に乗って
しばしのお別れだ、日本!!
エバー航空。初めて利用したこの会社、どうやらキティーとコラボ中。
機体にキティーちゃん。
機内食にキティーちゃん。
搭乗券にキティーちゃん。
と、あらゆる所にキティーちゃん。
私は特に興味は無いけれど・・・
まぁ可愛らしくていいんじゃないでしょうか(笑)
4時間後、台湾桃園国際空港に初上陸!!
時計の針は夜の11時を回っている。
時差は日本-1時間だ。
猛スピードでぶっ飛ばす送迎車にて、
深夜の台北市を駆け抜け、ホテル到着。
その名も「NEW WARLD HOTEL 新仕世界大飯店」。
このどことなく仰々しい名を持つこのホテル。
上がったと思えば下がるエキサイティングなエレベーター、
5回トライして1回開くという何とも迷惑な確率の部屋の鍵、
いつ落ちてくるのかと思わず視線が止まってしまう剥がれた天井・・・etc
安さを重視した結果、思わぬ事態も連発。
でも私は随分と楽しませて頂きました(笑)
そして、いよいよ迎えた翌日。
丸一日使えるのは、本日のみ。
ホテルで家庭的な温かさのある台湾の朝食を頂き
パワーを付ける。これが美味い。
そして、朝の7時半。
まだ静まりかえっている街へ元気に飛び出した。
そして、深夜3時。
ホテルに無事帰還したのは日が変わった頃だった。
その間余す所なく時間を使い切った私たち。
仕事や時間を理由に億劫になる事は幾らでも出来るけど、
そこをやってみようじゃないかと行った今回の旅。
この詰め込み具合、なかなかスゴイ。
でも、たった1日でここまで出来た事。
それはある意味、自信となった。
そんな濃い1日を写真と共にダイジェストで
振り返ってみた。
私たちの足となり大活躍だった地下鉄。
通称、MRT。
市街地を網羅しているため、旅行者の利用価値は高い。
1日票(ワンデイパス)をゲット。
日本のパスモ・スイカと同じ仕組みの様だ。
中正紀念堂。
89段の階段の先にそびえ立ち、
そのスケールは感動に値する白亜の建物。
中華民国の初代総統、蒋介石の死を偲び
建設された。ちなにに89段は彼が
亡くなった歳を意味する。
基本的に人の建造物には心が
あまり反応しない私だが、しばし目を奪われた。
国立劇場・音楽ホールも有する
八画形の屋根は「忠・孝・仁・愛・信・義・和・平」
その内部。首に疲れを感じつつも
見上げ続けてまう程、美しく造られている
公園を囲む回廊が素敵だ。白と青の組み合わせが
とても好き。椅子も多くあり、思い思いの
時間を過ごせる。早朝に訪れたので
園内では様々な屋台も出ていた。
日を遮るものが何もない広大な敷地。
水分補給のため、西瓜ジュースを購入。
甘~い。
市内の横断歩道機。
渡れる時間をカウントしてくれる。
残り少なくなるにつれて緑の人間も走り出す!
が、このカウント時間かなり適当と思われる。
髪の毛が角の如く、ピョーンと立っている!!
こちらは台湾式シャンプーにて。
イスに座るとそのままの髪に
シャンプー液が注がれる。水を加えつつも
一滴も足れない。スゴイ。
流し台の椅子はマッサージチェアで、
洗った後にマッサージとお茶も付く。
丁寧なブローにより、日本には無い
独特で、でもすんごく好い気分になる
台湾の香り?がするサラサラの髪の毛に。
一休みのお茶in「春水堂」
こちらは泡抹茶。冷たいお茶のシェイク。
お茶は烏龍茶、ジャスミンティー、紅茶など
色々。ミルクやタピオカも入りなど種類は豊富。
私は確か「珍珠茉茶」を頼んだような。
(タピオカ入りジャスミンミルクティー)
とっても美味しいのだが、
サイズを誤ったため、この後お腹が
こちらは旅の終盤に行った台湾スイーツ店。
ここは旅行会社より無料クーポンをもらい
行ってみる事に。
昔ながらの台湾スイーツという感じ?なのだろうか。
体に良さそうなイモやお豆類がかき氷に
トッピングされているものが多かった。
私たちが頂いたのは、
果物と甘味のある氷を合わせたようなものと、
パパイヤミルク。
おびただしい数のバイクと道路の交通量。
道を渡るのも一苦労。
ビュンビュンと通り過ぎていく速さにも
台北の北西約25㎞に位置する「淡水」
MRTで気軽に行ける港町。
夕陽を見ながら風に吹かれて、延々とそぞろ歩き
をした。日が沈む時間に伴って、屋台も並び
どんどん賑わっていくスポット。
いわゆるカルチャーショック?を受けた場所。
「士林夜市」
台北最大規模を誇る夜市だ。
歴史は1910年に遡り、週末には1,000人が
訪るとか。その正に週末に行ったため、
ものすごい人!!そして、それより何より凄まじいのが、
屋台で働く人たちの熱気、いや殺気?
正直、恐怖感を覚えた日本人二人(笑)
なぜあそこまで、まるで命を脅かされているかの
ような表情で、大声で働いているのか・・謎。
所狭しと並ぶ屋台それぞれから響く
鉄板の激しい音、客引きの大きな叫び声、
そして歩けない程の人の多さにボー然。
気付けば、とある屋台のおっちゃんに
有無を言わさずイス座らされた私たち。
一体なんのメニューがあるかも全く分からず、
おっちゃんの超片言の日本語で説明を受け
運ばれてきたのは・・日本語で説明するなら
野菜炒め・焼きそば・オムレツだろうか。
このゴチャゴチャな環境で、いったい誰が
何を頼んで、支払いをしたのか管理出来ている
所がスゴイ。そして、地元の方々は、
何とも普通な顔して食事を思い思いに
楽しんでる。あまりに自然体な彼らに
何だか尊敬心が生まれてしまう程、
圧倒されていた私だった・・。
1日を締めくくる場所に選んだ
マッサージ店。バリの調度品が並び
台湾ぽさ全くはないが、大好きな場所となった。
歩き回って疲労感100%の
体を回復させてくれた全身・足裏マッサージ。
マッサージ師のお兄さんも温かさに溢れたかなり素敵な人。
台湾一のいい男を選べと言われたら、
間違いなく彼を推薦したい。
最後にお茶とお菓子もサービスも受け、
いつまで居ても嫌な顔をされない雰囲気も素敵。
ついでに・・
標識や案内図など読み方は違えど、漢字表記のため
意味は分かる事が多い。なるほどねぇ・・と
思わず写真を撮ったものだ。
まず、B1Fの「青春少女館」。
「電梯」
これ私の中で最大のヒット。
そうして一日目が終わった。
翌日も迎えがくるまでの間に
ホテル近くの観光地を巡る!はずだったのだが・・・
二人して爆睡。そりゃそうだな・・。
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台湾-そのたったほんの一部しか見ていないけれど
そこに居る人たち、生きてるなぁって実感出来る場所だった。
騒がしい。けど、人間らしい。
ハッキリしている喜怒哀楽。そこが、人間らしい。
時に恐いと感じてしまう必死さ。それが、人間らしい。
良くも悪くも人の熱さは日本人の倍はあるんじゃなかろうか。
中国語、英語が喋れない人でも
割と不自由なく旅出来る国に間違いなく入るだろう。
日本語が通じる割合が非常に高い。
過去の歴史の関係もあり、
日本語で話しかけて下さる年配の方も多かった。
人との出会い-これは私が旅で
いつも一番大切にしている事。
地図を広げていた私たちに話しかけてくれた、
自転車に乗ったおじさん。
日本語で道を教えてくれた。
一度去ったけど、心配そうに付近をウロウロしていてくれた。
やっと辿り着いたお目当てのカキ氷スイーツ店。
悲しい事に開店前(-_-)
(台湾は深夜に向いどんどん活気が溢れる場所。
その分、朝は遅いらしい)
それを見たおじさん、「こっちを食べなさいネ~!!」と
半ば強引に連行してくれた先は小籠包の有名店。
↓NYタイムズ紙にて世界の10大レストランに
選ばれた事がある「ディンタイフォン」にて
ご飯を食べるには早過ぎたけれど、とっても美味だった。
汁がジュワっとはまさにこの事を言うのだろう。
おじさん、焼けた肌にとても似合う麦藁帽子を被って、
今日も自転車に乗っているのでしょうか?
海苔のごとく鼻から出ていた立派な鼻毛に、
正直吹き出しそうになったけれど
今もその可愛らしいトレードマークが残っている事を願います。
とある足つぼマッサージ店を探していたら、
「そこは刺激弱いヨ、ここおすすめヨ」と、
別のお店の名刺をくれた通りすがりのおじさん。
「不衛生で、水虫がうつる店が多い」という
有り難くも恐ろしき情報を現地の方よりゲットしていた私たち。
かなり使い古した感のあるボロボロの名刺を手に、
直観でそこには行かぬ事に・・・。ごめんなさい。
でも、おじさんのその親切心は私たちを心地よくしてくれる
マッサージのようでした。感謝。
とある台湾茶屋を探していたら、
「あなたたち、どこ行きたい訳?」と強い口調で話しかけてきた女性。
話せば、彼女は仕事の関係で台湾在中8年目の日本人女性。
「台湾茶と言ってもピンからキリよ、
高いのは何百万の世界だって知ってる?」と、
とりあえず参考として自分がお薦めする店を案内して下さるとの事。
が、突然「日本人観光客が二人で行ったら確実に高く売られるけど、
それは仕方無いよ、覚悟してね」って脅されたかと思えば、
「だから、お菓子とかの方がいいんじゃない?」って話になり、
でも「日本の方が何でも美味しいから、特に薦めるのは無いわ」ってなり、
終いには「日本には無くてお薦めできるのはマッサージ位よ、
私も仕事に疲れると良く行くの」っていう話となり、
「ここのスタッフは日本語が分かるから、今から電話して迎えにきてもらいなさい」
とお店の情報をくれて、
「あっでも、どうせならもっと観光して夜に疲れを取りに行きなさい」となり、
「じゃ、私仕事があるので、ここで」と、高いヒールで地面を鳴らしながら、
長い黒髪を風になびかせて去って行かれた。
その自信に満ち溢れたその後ろ姿。
思わず視線が追いかけてしまう、格好良さ。
私たちの話は恐らく全く耳に入ってはいなかったであろう、
嵐の様にコロコロ変わる話の内容に少々ビックリしつつも、
私たちを気遣って下さった事には変わりない。感謝。
台湾で生きていくには、これくらいの勢いが必要なのかも知れない・・・
としみじみ思った私。
そんなこんなで幕を閉じた台湾旅行。
もちろん旅に限らず、
何でも勢いで乗り切って行きたい。
出来るかと踏み止まる位なら。
それが、出来るうちは。
今、必要なのは経験だ。
そんな事を思い、また日常へと戻った。
※追記~今回の旅で疑問に思った事~
機内では客室乗務員に中国語で接客され、
台北市内でも店員さんに何度か中国語で話しかけられた私。
同期には日本語で対応しているのに・・。
ナゼ??
思い起こせば学生だった頃。
「あなたチャイニーズですよね?」と見知らぬ外国の方に
突然話しかけられた事があったっけ。
中国語クラスでの会話テストで思わぬ高得点を取り、
先生に褒められて調子に乗ったことがあったっけ。
うん、台湾or中国人としてやっていけるかもしれない・・・笑。
Yumi.


























