ずっと誰かが怒っている事、しかも大好きだと言っていた人に対して、人が変わったように接する意味が分からなかった。




なんで、そんな言い方するの?
どうして、そんなに変わっちゃうの?
急に人って豹変しちゃうの?
怖い、私は絶対無理。


そう思って、流すフリをしていた。


私がやられてたら嫌。
危ない。


だから、黙っているしかない。


小さい頃、思った事を口にすれば
ゆみちゃんは大人の話に口出さないと嗜められた。


だって、その通りだって
みんな、合っていると言わんばかりの
表情をしているのに
ああ、本当の事言ったらダメなんだね。
そう理解した。


子どもの頃、大人達がいないと無理だった。
両親が揃わない事は無理だった。
好きな人達といられない事を不幸だと決めつけた。


一緒じゃないと生きていけないと

思ったんだよね。





ハッキリ伝える性格や、性質があるのに
言葉の棘が私を孤独にさせるのだけは無理だと
自分自身を黙らせた。


いい人でいたら、捨てられない。

いい子でいたら、喜ばれる。

間違えなければ、怒られない。


摩擦が面倒で、いい子でいた方がいいじゃんって本気で思っていた。

もうずっと長い事、そう思っていた。


けれど、もうその仮面は
私を害するようになってきたみたい。


限界なんだって。


買っておきながら、自分の為に読もうとしなかった本に、全部載ってて嫌になる。


ヤダヤダ、ヤダヤダ!

でもね。
もう私は
誰かに捨てられても
傷つけられても
充分に生きて行く事が出来る大人になった。

言っちゃいけない。
その仮面は外していこう。


傷をそのままにしないよ。
言えない苦しさを
内側に溜めさせてごめんね。



許してね。
遅いわーとか言わないで!


何度もあれ、今飲み込んだと思うかもしれないけど、言葉に出していく練習をしていくから。


違うや、嫌だは
拒否や拒絶だと感じなくていいんだよね。


私の選択を口にするだけなんだから。

私が愛に満たされてる事を知ろう。




もう気づいたからといって
忘れちゃう事もあると思うけど


私は怖いけど
自分をもっと愛そうと決意するよ。
それを毎日、行動でしめしていくよ。