暇なら、とにかく どこかで働く②


     暇な時にしていること


ゆっちゃんは暇が嫌いなので、芸能界のお仕事は趣味扱いだから子供でもできると聞いて小さな頃から手を出し、有名人の世界に片足を踏み入れていました。


しかし、一人勝ちしても、共演者がいなくなってしまいつまらないので「面白いし、いい人だから売れてほしい!」と思った競合には、どんどんお仕事を取ってもらいたくて、いろいろ理由をつけてお休みして、学校優先期間を長めに取ったり、資格の勉強に打ち込んだりしていました。

そしたら何かクイズ番組の回答者のお仕事が増えたりして、頭が良くなりました。でもトーク番組に出るときの内容がガラッと変わってしまい理系女子というイメージがついてしまって、脚本家としてのお仕事が減ったり、英語の問題で活躍しても理科の問題で間違えてたら「馬鹿になった」と言われたりしました。

脚本家のお仕事というのは、趣味で書いていた脚本が面白いと話題になり特別に採用していただいていたという意味で、締切などできりきりまいになって勤務していたということではありません。


色んなキャラで現れては消え現れては消え、というのが私の活動スタイルで、売れたいという野心がなかったためか、同じ趣味を持っているマニアの方や、同じ夢に向かって頑張っているキラキラした憧れのパワーを持っている方には刺さっても、知名度はあまり上がりませんでした。

街で「有名な方ですか?」と声を掛けられたことは数多くあるのですが、そのときそのときで活動内容にバラつきがあって「はい、実はあの番組に出演したんですよ〜」という話を捻り出すのが苦痛になってきてしまったり、買い物に行くだけで人混みができてしまい数時間かかったり、ということがあって、有名になるのも考えものだなと思って、成人を機にという感じで、ご隠居生活をしています。

タレント名鑑に載っていたのも短期間で、今は削除していただいていますので、正真正銘の一般人です。


ゆっちゃんが体験したことがある職業


ファッション、美容業界と芸能界編

●アパレル店員(接客、バックヤード)のお仕事

●パタンナーのお仕事(布地を身に纏える立体に変えるお仕事)

●ファッションデザイナーのお仕事(作りたいイメージをスケッチするお仕事)

※絵の基礎力がないとできないと言われていますが、私は丁寧に伝わる絵を描くことで十分お仕事として成立しているとの評価をいただいていました。

●マーチャンダイザーのお仕事(仕入れやブランド戦略の方針を決めるなど、ショップ全体を取り仕切るお仕事)

※方針転換の決断を下したことで業績が上向きになり廃業の危機を脱するという奇跡を起こせる凄いお仕事です。

●ファッションインフルエンサーのお仕事(自前のブログやYoutubeで、他の誰も見つけていないような可愛くて個性的なお洋服を紹介して、応援をもらうお仕事)※このお仕事は、応援でもらったチップのほとんどが、次に紹介するアイテムの購入資金になってしまいます。

●裁断師のお仕事(ミシンを使うお仕事)


●メイクアップアーティストのお仕事(メイクの勉強と練習をして、コンテストで素敵なメイクを披露するお仕事)

●美容雑誌編集者のお仕事(商品のイメージを聞くお仕事)


●マネージャーのお仕事(芸能人と希望のお仕事について相談したり代わりにスケジュール管理をするお仕事)

※手帳への書き方を工夫して、行動にかかる時間も全て把握し効率的な予定の組み方をすると、5倍忙しくなっても楽しくお仕事していただけるようにできます。

●付き人のお仕事(楽屋にいる芸能人のお世話をするお仕事)

※芸能人の方は目が肥えていらっしゃるので付き人も美しい所作で接するのが大切と言われています。

●役者のお仕事(他の役者さんの代わりに手や胸元など一部分だけ出演するお仕事、主人公の子供時代など回想シーンに出演するお仕事、他の役者さんが体調不良などでお休みのときに代役を務めるお仕事、エキストラの演技指導のお仕事)※思っている以上に体力が要りますし、ラブシーンもあって、マスコミが騒がなくても現場のディレクターさんたちが、すぐ「熱愛」「お似合い」「結婚間近」などと囃し立てるので、いい意味で冷たい性格でないと務まらないと言われています。

●スタントマンのお仕事(殺陣シーンの激しい動きや、爆発シーンのアクション、車を使ったアクション、長距離を飛び回るアクションなどを役者さんの代わりに体を張って実現するお仕事)

※ゆっちゃんは父親と一緒にアクロバティックな体の使い方を練習していたことがあり、体操選手に付いてバク転できるようになるまで習ったりなど、ひたすら頑張ったので、鍛冶場の馬鹿力が出たときには人間離れしたアクションができます。バク転は今はちょっとできません。

●振付師のお仕事(流行のヒットソングの特徴的なダンスを作り出すお仕事)

●日本舞踊の踊り子のお仕事(日本一美しい踊りを目指して体幹を鍛えひたすら踊るお仕事)

●フラダンサーのお仕事(イベント会場やレジャー施設で波のように体を動かして楽しんでもらうお仕事)

●脚本家のお仕事(台本の決まった書き方に沿って場面を展開し物語にするお仕事)

●照明のお仕事(ドームでのアーティストのライブやミュージカルの舞台で色を変えながら演者さんを照らすお仕事)

●音響のお仕事(アーティストのライブで開演前や開演後に流すBGMを切り替えたり、大掛かりな演出のときに効果音を流すお仕事)

●イベント会社のお仕事

●舞台装置のお仕事(金テープ、銀テープ、カラーテープ、花吹雪などをタイミングを合わせて発射するお仕事、アーティストや役者さんの乗るゴンドラを安全に動かすために点検するお仕事)

●テレビタレントのお仕事

●テレビプロデューサーのお仕事

(どんな感じにするか考えるお仕事)

●テレビディレクターのお仕事

(具体的に指示を出すお仕事)

●カメラマンのお仕事

●放送作家のお仕事(冠番組を持たせたいタレントさんに合った番組を企画して実行し、引き渡すお仕事)

●アナウンサーのお仕事

●声優のお仕事(私は、可愛いアイドルやアーティストの卵というキャラ設定の女の子の役によく選ばれていました。おばあちゃん役や、外国人の金髪美女役、稀代の悪女役、イケメン女子役、エルフなどの人外役、動物の鳴き声、性に開放的なお姉さん役、男性たちの悪意に晒され被害に遭う女の子役、こだわりの強い女の子のような顔立ちの少年役など色々ありましたが、私にはオファーの来ないタイプのキャラクターもいます)

●タレントプロデューサーのお仕事

●ファッションモデルのお仕事(ファッション誌の着用イメージを撮ってもらったり生活イメージとして買ったものを紹介したりするお仕事、体型を保ちランウェイを美しく歩くお仕事)

●手のモデルのお仕事

※私は手が小さいので、小さな手の映像を使いたいという求人に応募し、ハンドクリームや日焼け止めをこまめに塗ってキレイに保っていました。

●一般のお客さんのお仕事(一般のお客さんとしてインタビューに答えるお仕事、観客として客席にいるお仕事)

※個性がありながら常識もあり、ある程度の美人という条件があり芸能人になるより難しいとすら言われています。

●地下アイドルのお仕事

●アイドルのお仕事