この話は、ひょんな繋がりから、とあるライターさんのエッセイに出会ったことから始まる。

 
 
知人の知人がシェアしていた一本のエッセイ。なぜだか分からないけれど気になり、気付いた時には、記事のリンクに指が伸びていた。
 
 
エッセイの書き出しから引き込まれた。正直なところ、数日前のことなのに、内容はもう思い出せないほどに心に残るものではなかったのだけれど、その文章の美しさに心が惹かれた。言葉のチョイスというよりは、そこに流れる、静かな空気感に。
 
 
「あぁ、私もこんな美しい文章を書けるようになりたい」
 
 
心の底から湧き出た欲求だった。
 
 
自分を表現する方法は、描く、歌う、踊るなど様々なものがあるけれど、私にとって表現として一番満たされるのが、文章を書くこと。これは、子どもの頃から変わらない。
 
 
私は、文章を書くことが好きな子どもだった。それは、小学五年生の時に、朝日新聞の文章通信講座(おそらく大人向けの講座だったと記憶している)を受講してしまうほどに。
 
 
社会人になってからも、心のどこかでいつも「文章を書くことを仕事にしたい」と思っていた。
 
 
実は、数ヶ月前にその長年の夢が実現した。
昨夏からお世話になっているスピリチュアル能力開花の魔法学校のブログ担当スタッフとなり、ほぼ毎日のようにスピリチュアル情報の記事を書かせてもらっている。
 
 
 
スピリチュアルという好きな世界のことを文章にするのは楽しい作業で、毎日、満たされているのだけれど、前出のエッセイと出会って、もっと違う形の文章を書きたいという思いに至った。
 
 
そう、自分を表現するための文章を。
 
 
誰かに情報を提供するための文章でもなく、誰かに自分を理解してもらうための文章でもなく、ただ、自分のために、自分を表現するために文章を書きたい。
 
 
この欲は、承認欲求などとは異なる、見返りを期待しない欲。
つまり、本能的な生きるための欲なんだ。
 
 
文章の上手い、下手は関係ない。
自分が満足できるか。
ただ、それだけ。
 
 
 
最近、魔法学校ブログを書くのが楽しくて、こちらのブログが滞っていたけれど、また、私の表現の場としても、文章を綴っていこう。
 
 
 

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