にんじんパック
美肌に必要なビタミンを豊富に含む野菜のパック
ビタミンA、カロテンを豊富に含む緑黄色野菜の代表格、ニンジン。キャロットは実は、これはカロテンに由来しています。カロテンのほかにも各種のビタミン、ミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれており、風邪の予防、貧血、疲労回復、下痢などに効果のある野菜なのです。また、ビタミンAは目の疲れ、肌荒れにも有効です。さらに、血液の循環をよくします。そのため、冷え性や便秘にはニンジンのしぼり汁にハチミツを加えたドリンクが効果的です。
お料理して、しっかり食べて内側から栄養を補給したら、切れはしでパックを作りましょう。不規則な生活や乾燥でダメージを受けた肌にハリを与え、老化を防止できます。
★ β-カロチンが豊富なにんじんが肌の再生能力を高めて、紫外線によるシミや黒ずみを防ぎます。にんじんは肌に水分を与えると同時に、肌の再生効果にもすぐれ、赤みを帯びたくすみがちな肌を明るく整えてくれます。また、肌のトラブルを抑える効果もあり、低刺激なので敏感肌にもおすすめ。毛細血管が広がって赤ら顔になってしまった肌を、透明感のある肌に落ち着かせることもできますよ。
白くてキメこまかいハリツヤ肌。
そんな美肌を手に入れたければ、
いますぐ手作りの化粧水とパックを始めてみましょう。
だって、おすすめポイントがこんなにも。
かんたん!
たとえば、お茶を少し取り分けておいて、ハチミツを少し加えて混ぜれば、しっとり潤う美白化粧水の完成です。デザートにいちごやブルーベリーが出てきたら、少しだけ残しておいて、つぶしてヨーグルトとハチミツをちょっとずつ加えれば、あっという間にパックの出来上がりです。
心から自然の香りに癒やされる
手作りの化粧水やパックは、どれも保湿力バツグン!だから気持ちいい!自然の材料で潤った肌はサラサラなのにしっとりふんわりしています。科学的なじっとり感、そのときだけの過剰な保湿力とは一味違います。市販品は、使い始めは効果抜群に感じますが、それがないと困ってしまう。という依存性もしかり。手作り化粧をたまに使えば、「あれが無くなったら困る!」なんて薬局に駆け込む必要がなくなるかも。手の平でホッペをさわったらスッと吸いつくような自然な心地よさ。果汁やシロップの甘ーい香りに、ついつい深呼吸。
とにかく安い!
例えばヒアルロン酸入り化粧水。卵のうす皮で作れるって知っていました?いつもなら捨てる部分だから材料はほとんどタダで!朝食の卵料理を作った卵の殻を1週間分ためたら、下ごしらえの半分が完了です。使い心地は、尋常ではない潤い感です。これは秘密にしておきたいほどです。
これは正真正銘の無添加
無添加と書いてあっても、「冷蔵庫に入れなくても大丈夫な何か」が入っていることも。無添加と似非無添加を見分けるのも、一般人には至難の業。無添加やオーガニックはやたら高かったり、、自分の化粧品の中身はちゃんと知っておきたいですよね。キッチンコスメには、保存料や香料を使わないから100%自然由来です!
ぜひ、日常の一コマに手作りの癒やしをお肌と心に与えてくださいね。
ポイント
手作り化粧水やパックを作る前には、手をよく洗って、道具や保存容器を清潔にしましょう。特に保存容器は熱湯で煮沸したり、エタノールで消毒してください。また、必ずパッチテストをしてから使用してください
化粧品の材料や成分が自分の肌に合うか、肌荒れを起こさないかを調べるときに行うのが「パッチテスト」です。自然の材料でも、肌に合わなければトラブルの原因になります。初めて使う材料は必ずパッチテストで安全を確認してから利用しましょう。
略式のパッチテストは、腕の内側のやわらかい皮膚で行います。顔で行う場合と同様に、材料を少量塗って様子を見ます。肌が丈夫な人やトラブルのない人は丸1日、肌が弱いと感じる人や今までに化粧品による肌トラブルを起こしたことのある人は3日間行います。洗顔後は材料を塗り直してください。
にんじんパックの作り方
材料
にんじん 中1/3本
リンゴ酢 小さじ1
黒蜜 小さじ1
コーンスターチ 大さじ1
作り方
にんじんはすりおろす。にんじん、リンゴ酢、黒蜜、コーンスターチを混ぜ合わせる。
使い方
顔全体に乗せるように塗ります。コットンなどにつけてパックすると、扱いが楽々でおすすめです。また、お風呂で使えば毛穴が開いているので、成分の吸収がよくなりますよ☆