卵黄の美肌パック

 

卵黄と酢と植物オイル。美肌素材の代表格を集めた新感覚のパックです。ダイエットや栄養不足、偏りなどで元気をなくした肌に即時に栄養補給をして、一段階明るい肌色に仕上げてくれます。小じわやシミを諦めないでください!

 

 

卵黄が肌にうるおいと栄養を与え、オイルが細胞の酸化を防止。ハリのある若々しい肌がよみがえります。老化や乾燥によるシミやシワを予防して、肌トラブルの改善にも効果的です。オイルの油分と卵黄のミネラルやビタミン、レシチン、そして、潤い成分である酢のアミノ酸の力を合わせたパックで健康で美しい肌に。フェイスパックやパサついた髪のヘアパックにもおすすめ。

 

 

よく"完全食品"といわれる卵ですが、栄養素で失けているのは食物繊維とビタミンCだけです。他の必要とする栄養素はすべてバランスよく兼ね備えています。また、穀類に不足しがちなアミノ酸の一種であるリジンを多く含んでいるので、ご飯との組み合わせはたいへんよいといえます。

 

 

 

 

栄養価の高い卵は、栄養補給、老化防止、美容、健康維持にはかかせない食品です。風邪のひきはじめに卵酒を飲めばよいという民間療法は有名ですが、そのほかにもいろいろと活用されています。

 

よくかき混ぜた卵白で地肌をマッサージしながらシャンプーすると、パサついた髪の毛がしっとりします。また、卵黄はトリートメントとして使えます。よくかき混ぜた卵黄をシャンプー後の髪にまんべんなく塗り、5分ほど蒸しタオルしたあと、ぬるま湯で洗い流します。パーマなどで傷んだ髪に効果的です。

 

今回は卵黄を使ったパックをご紹介します。

 

 

 

白くてキメこまかいハリツヤ肌。

 

そんな美肌を手に入れたければ、

いますぐ手作りの化粧水とパックを始めてみましょう。

だって、おすすめポイントがこんなにも。

 

 

かんたん!

たとえば、お茶を少し取り分けておいて、ハチミツを少し加えて混ぜれば、しっとり潤う美白化粧水の完成です。デザートにいちごやブルーベリーが出てきたら、少しだけ残しておいて、つぶしてヨーグルトとハチミツをちょっとずつ加えれば、あっという間にパックの出来上がりです。

 

 

心から自然の香りに癒やされる

手作りの化粧水やパックは、どれも保湿力バツグン!だから気持ちいい!自然の材料で潤った肌はサラサラなのにしっとりふんわりしています。科学的なじっとり感、そのときだけの過剰な保湿力とは一味違います。市販品は、使い始めは効果抜群に感じますが、それがないと困ってしまう。という依存性もしかり。手作り化粧をたまに使えば、「あれが無くなったら困る!」なんて薬局に駆け込む必要がなくなるかも。手の平でホッペをさわったらスッと吸いつくような自然な心地よさ。果汁やシロップの甘ーい香りに、ついつい深呼吸。

 

 

とにかく安い!

例えばヒアルロン酸入り化粧水。卵のうす皮で作れるって知っていました?いつもなら捨てる部分だから材料はほとんどタダで!朝食の卵料理を作った卵の殻を1週間分ためたら、下ごしらえの半分が完了です。使い心地は、尋常ではない潤い感です。これは秘密にしておきたいほどです。

 

 

これは正真正銘の無添加

無添加と書いてあっても、「冷蔵庫に入れなくても大丈夫な何か」が入っていることも。無添加と似非無添加を見分けるのも、一般人には至難の業。無添加やオーガニックはやたら高かったり、、自分の化粧品の中身はちゃんと知っておきたいですよね。キッチンコスメには、保存料や香料を使わないから100%自然由来です!

 

ぜひ、日常の一コマに手作りの癒やしをお肌と心に与えてくださいね。

 

 

 

ポイント

 

手作り化粧水やパックを作る前には、手をよく洗って、道具や保存容器を清潔にしましょう。特に保存容器は熱湯で煮沸したり、エタノールで消毒してください。また、必ずパッチテストをしてから使用してください

 

化粧品の材料や成分が自分の肌に合うか、肌荒れを起こさないかを調べるときに行うのが「パッチテスト」です。自然の材料でも、肌に合わなければトラブルの原因になります。初めて使う材料は必ずパッチテストで安全を確認してから利用しましょう。

 

略式のパッチテストは、腕の内側のやわらかい皮膚で行います。顔で行う場合と同様に、材料を少量塗って様子を見ます。肌が丈夫な人やトラブルのない人は丸1日、肌が弱いと感じる人や今までに化粧品による肌トラブルを起こしたことのある人は3日間行います。洗顔後は材料を塗り直してください。

 

 

マヨネーズパックの作り方

 

 

材料

卵黄 1/2個分

リンゴ酢 小さじ1

お好みのオイル 大さじ1

 

Point

酢はどんな種類でもかまいませんが、香りが強くないものを。

 

作り方

1.  卵黄は溶きほぐし、食用オイルを少しずつ加えながら、よく混ぜる。

2.   かたさが出てきて、混ぜにくくなってきたら、米酢を少しずつ入れなから混ぜ合わせ、クリーミーなペーストにする。

 

 

note

*  あまったら、塩、こしょうで味をととのえて料理に使えます。マスタードを加えたり、タルタルソースなどにアレンジするのもおすすめ。ヘアパックとして使った場合は、シャンプーバーでしっかり洗い流しましょう。