今日は、ローズのエッセンシャルオイル(精油)のお話( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
突然ですが、私が初めてローズの天然精油の香りを嗅いだとき、うわっ!てなりました
気持ち悪い匂いだったからです。
それは、フランスの調香師養成学校に入学したての頃でした。
特に最高級のブルガリアンローズのオイルは、ゲロのよう……。(失礼)
当時の和英電子辞書で、ぴったりの表現はないか調べたものでした。
それまでの私は、日本の市場にあふれる、作られたバラの香りしか知りませんでした。
製品の香りはマイルドで心地いいものも多く、咲いている薔薇の香りも、心地いい。
こんなダイレクトで激しく生々しい香りを嗅いだことがなかったのです。
今ではローズオイルの香りを嗅ぐたびに「なんて美しいハーモニーなんだ」と感じるのだから、私も成長したものです( ˶´⚰︎`˵ )
とはいえ、全くの初めてで本物のローズのエッセンシャルオイル(精油)を嗅いだ方は、もしかしたら私と同じように感じるかもしれません。
東京の西側の調布にある神代(じんだい)植物園や千葉の京成バラ園には、多くの種類の薔薇が植えられています。
香りの強い品種も多く、フルーツのような甘味があったり、芳醇で華やかだったり。
リアルな花の、いろんな違いを楽しめます。
そのリアルな花と、天然精油の香りは、実はかなり違う場合が多いです。
なぜかっていうと、それは精油の抽出の際に熱が加わったり、有機溶剤の匂いが残ってしまうから。
花の精油の香気成分は、特に繊細です。
クリエーションでも、精油でも、咲いている花の香りをそのまま再現するのって本当に難しいんです。
植物の香りは、ときに何百種類もの化合物によって成り立っています。
ローズで言うと、ゲラニオールやシトロネラール、フェニルエチルアセテート、ローズオキサイドやダマセノンなど多数あります。
その一つ一つが、確かにローズ様の香りを持っています。
そして、トップノートに欠かせないのが、アルデハイドという化合物です。
炭素(C)の数によって、アルデハイドC08、09、10、11、12などと呼ばれます。
C08は、だいぶ良く言えば、まるでグレープフルーツの様なシトラス系の香りを持っています。
C09、C10はオレンジのよう。
そしてC11はより白い脂肪臭がして臭みがあります。フローラルやミュゲという人もいます。
C11、12の中でも、構造の違いによって匂いが異なるのですが、磯臭いような香りを持つ物もあります。
ただこのアルデハイド、単品で薄めずに嗅ぐと強烈に臭いんです。
特になれていないと、臭い(; -y-)ツ))
通常、香りを勉強するときは10%のエタノールや、DPGという溶剤で薄めて嗅ぎます。
濃すぎる香りは、感じにくかったりするからです。
それでも臭い。
特にC11、C12あたり。
当初の私にとってはすぐに顔を背けたくなるような、吐き気をもよおす臭いだったんです。
他にも香料で、臭い化合物はたくさんあります。
例えば、動植物が死んだときに増えるインドールという化合物。
これは、別名、糞臭という人もいます(ノ*˙˘˙)ノ
でも不思議。
これが植物の中に、微量で絶妙な割合で存在すると、全体が本当に美しい、活き活きとした香りになるんです。
精油は、咲いている花とは違い、咲いている花の要素は持ちつつもユニークで刺激的で豊かな香りです。
これになじみのなかった私は、アルデヒドを強く感じてしまって、ゲロみたいと思ったんですね(*´ཫ`*)
でもローズのアコードを作っているときに気づいたんです。
これ、トップのキーの香りだと。
これがないと本物のブルガリアンローズみたいにならない、と。
特にブルガリアンローズにはアルデハイド的な要素が多いと感じます。
これが、ブルガリアンローズ特有の、華やかなイメージを高めるんですね。
花の精油(エッセンシャルオイル)は、だいたいオイルかアブソリュートです。
ちなみにドテラの精油は、ほぼオイルです。
ざっと見たところ、アブソリュートなのはバニラやジャスミンくらいですね。
これは、抽出方法の違いで、水蒸気蒸留によって得られたものをオイル、溶剤抽出によって得られたものをアブソリュートと呼びます。
香りも、外観も違います。
オイルはだいたい、もったりしていても傾ければ落ちてくるくらいにはサラサラしています。
一般の人にも取り扱いが簡単です。
アブソリュートは、クリーム状だったり、固形に近い物が多いです。
水蒸気蒸留は、100度くらいの熱を加えるので、当然、繊細な香気成分は飛んでしまいます。
また、水を使うので、水に溶けやすいフェニルエチルアルコールのような、甘やかなローズ成分も逃げてしまいます。
アブソリュートより、グリーンな香りになります。
アブソリュートは、蒸留法ほど熱をかけず、水も使わないので、オイル抽出とは異なる香気成分をキャッチできます。
より花らしい、濃厚でボトム寄りな香り。
人によっては気持ち悪く感じるかもしれません。
欠点は、溶剤が少しは残ってしまうので、咲いている花の香りまでとは言えません。
でも、どちらも繊細すぎるトップのふわっとした香りを捉えることはできません。
これを改善するため、他にも抽出方法がありますが、あまりに手間がかかり、収率も低くなるので商業用に使うには現実的ではありません。
とはいえ、オイルもアブソリュートも、特に花の精油はとても貴重で高価です。
オイルは、アブソリュートよりも収率が悪いので、価格が5-6倍高かったりします。
1kgのローズオイルを抽出するのに、約3.5トンのばらの花びらを使うのはよく知られた話です。
あとは産地によっても違います。
ドテラでも取り扱っているブルガリアのローズは最高級品です。
現在日本での販売は停止中ですが、香りの薄いココナッツオイルで希釈したローズタッチ(会員価格10,300円)というものが販売されています。
ぱっと嗅いで、ブルガリアンローズとわかるくらい華やかで、希釈品とはいえローズそのままの特徴があります。
ピュアオイルをお持ちでない方も、当分はこちらで満足できるかと
またロールオンなので、こめかみ、手首、首まわりなど、肌に直接に塗布できます。
巷に溢れる合成香料マンサイの安っぽい香りと比べると、リアルなローズ精油の香りって本当に美しい。
ドテラを愛用している方達は、バラの精油の美しさがわかる人々です。
ドテラには他にも、商業的には嗅いだことがないような、珍しいオイルもたくさんあります。
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