今年は100年に一度の暖かい3月。
3月末が桜の満開だと聞いて母を招待したんですが、東京はあっという間に花開いて散ってしまいました
鎌倉だったらまだ桜が残っているだろうということで行ってまいりました。
江ノ電に乗るコースもありますが、北鎌倉からいろんなお寺を回りつつのハイキングもおすすめです。
今回はちょっと疲れていたので、北鎌倉駅からすぐの明月院だけ訪ねてきました。
別名、あじさい寺。
インドの方や東南アジアの方もいらっしゃっていました。
桜は残念ながら満開の時期を過ぎていましたが、マグノリアや山つつじ、山吹など季節の花がひっそりと咲いています。
私が大好きな京都とはまた違った趣。
街並みも、明月院も、何もかも古くてだけど整っていて、一番良い形で手を加えながら自然の状態を残している感じです。
こちらが、やぐら。岩の中に作られたお墓です。
切り立った岩肌にぽっかり空いた洞穴。
鎌倉時代にはこんな古風なお墓が作られたんですね。
鎌倉には平地が少なかったためだと言われます。
苔も芝も古風できれい。
本堂の丸い円形の窓から見えるのは、後庭園とよばれる、奥まったお庭です。
ボランティアの方たちが一生懸命お世話されているということで、ここの入園には300円の募金をします。
あじさいの株や花菖蒲の苗がたくさん植えられていて、5−6月くらいになったら見頃だろうなと思います。
平日だったからか外国の方が多くて、みなさん、ゆったりした日本の古(いにしえ)の自然美にうっとりされている方が多いように感じました
こんなとき、日本のことをじわじわと誇らしく思います。
整備しながらも、こういうひっそりとした朽ち果てたような美しさを残してほしい、と切に思います。
故郷の奈良の飛鳥村は、私が小学生のころ、田んぼのあぜ道にお地蔵さんのかけらが埋まっていたり、鬼のまな板の上で遊べたり。
鳥の声、春の木漏れ日、土に埋まる石板。
天空の城ラピュタのような、朽ち果て感と、のどかさでした。
絶妙な歴史との共存。
でもこれをそのまま残していると、そのうち重要な文化財が消えてしまいます。
整備はしなければいけない。
でも整備しすぎると、歴史的な美しさや良さが失われてしまう
この明月院は、究極のバランス美を残した場所だと感じました。
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