手放すべき『頑張る』とそうじゃない『頑張る』の違いとは？

こんにちは！松浦有珂です。
　
アカデミー限定の質問BOXで
こんな質問をいただきました。

「『頑張る』を努力して
『できる』になったものがあります。
それでも、
もともとは『頑張る』だったものなので
手放した方がいいでしょうか？」

　　
今日、
マスターアジェンディストの亜生ちゃんとも
話していたんですけどね。

（手前の緑の服が亜生ちゃんです＾＾

奥は同じくマスターアジェンディストのよーこさん）
　
わたしたちはどんなことだって、
初めてのことは全部『頑張る』ですよね。
　
転職したら新しい職場では
いっぱい『頑張る』が待っている。
　
ママになったら毎日
『頑張る』だらけになる。
　
起業したら今までやったことのない
『頑張る』に取り組む必要がある。
　
そう、
最初のうちはなんでも頑張るで、
だからこそ、
　
頑張るって≒初めてのこと
　
だったりもします。
（≒はニアリーイコール
ほとんど一緒という意味です＾＾）
　
だからこそ、
最初のうちはやらないで
「できません」「頑張るです」「無理です」
っていうのはお門違いなのかなって思っていて。
　
やってみたら頑張るじゃなくなることだってあるし、
もちろん、やっぱり頑張るだったなってこともある。

それは、やってみなければわからないんですよね。
　
たとえばわたしの場合。
　
メールやLINEを返すのは『頑張る』です。
　
もともとLINEも返すの苦手だし、
ビジネスメールなんてしたことないから
メール返信はすごく抵抗感がありました。
　
だけど、起業をしたらそうも言っていられません。
　
お客様の予約受付しなきゃだし、
お礼状書いたり、
メールでご案内することはたーっくさんあります。
　
だからこそ、
最初はぜーんぶ自分でやっていました。
　
それでも、
やろうと思うと気が重いし、
1つ書くのにめちゃくちゃ時間がかかる。笑
　
なので、
ビジネスが軌道に乗ってきて最初に、
メール対応などの事務関係を手放すことにしました。
　
実は、
ブログやメルマガを書くのも、
最初は『頑張る』でした。
　
ひと記事書くのに何時間もかかったり、
書く内容も浮かばなくてうんうん唸る時間も多かったり。
　
でもこれは、
何度も回を重ねるごとに
しだいに『できる』になり、
今では『チョロい』にまでなりました。
　
このブログも、
だいたい15分～30分以内で
書けるようになりました＾＾

　
やっぱり、
なにごとも大事なのは「やってみる」こと。
　
ほーんと、これに尽きるよなあって、思うのです。
　
わたしたちの人生って、
一定で普遍なんてありえません。
　
それは、
起業している人も、していない人も、平等で。
　
常に変化の中にいるし、
特に叶えたい理想に向かうわたしたちは
ずっと変化し続けているはず。
　
だからこそ、
ステージごとに自分のライフスタイルだったり、
思い込みだったりを変えていく必要があるんですよね。
　
そう、『頑張る』の真理もうひとつ。
　
それは、
『頑張る』は実は、
思い込みによって『できる』にも
『チョロい』にも変化するということ。
　
これもわたしの例えで恐縮なのですが、
わたしはね、人づきあいが『頑張る』でした。
　
人との距離感がわからなくて
よく失敗していたし、
女子のコミュニティはとっても苦手。
　
飲み会では失敗するのが怖いから
喋るよりも聞いてる方が楽で
いつも端の席でみんなの話を聞いていました。
　
喋りすぎて家に帰って落ち込んだり、
ちょっとしたすれ違いで
自分のせいだって大げさに凹んだり。
　　
サロン時代も
スタッフとのコミュニケーションが苦手で、
飲みに連れていってプライベートの話をするとかできなくて
心の距離が離れていっちゃったりして。
　
もうねー、ほんっとそんなことばっかりで。
　
だから、
人づきあい・コミュニティ・チームという言葉に
めちゃくちゃ抵抗感がありました。
　
だけどね、
アジェンディストをやりたくなっちゃったんです。
　
みんなで温かい世界を
広げていきたくなっちゃったの。
　
なので、
過去のトラウマの記憶や、
コミュニティ、コミュニケーションが
苦手という思い込みを、
徹底的に書き換えました。
　
一時期は1カ月で
フツーのモレスキンノートが1冊終わっちゃうレベルで
書いて書いて書きまくっていました。笑
　
それくらい毎日、
違和感を書き出して、書き換えていった。
　
そうしたらね。
　
あんなにコミュニケーションが苦手だったわたしが、
法人企業の社長さんに
毎日のようにスタッフとの関わり合いについて
コンサルするレベルにまでなっていったの。
　
（ほんと最近「スタッフ育成」、
特に「マネージャー育成」について相談されるんです）
　
もちろん、
メンバーに恵まれたっていうのもあるとは思う。

　
だけど、
どんなにいいメンバーだって、
それを生かすも殺すもトップ次第。
　
トップの人間がどう対応するかで
そのメンバーが最高のチームになるのか、
バラバラに離れていくのかが決まります。
　
だからね、
徹底的に思い込みを書き換えることができて、
ほんっとうによかった～！って、
心の底から思うのです＾＾
　
わたしが今日、
あなたに伝えたいのはふたつ。
　
「これは苦手だな…」
「『頑張る』だなあ…」
「やりたくないなあ…」
　
って思うことに対して、
2つの視点で考えてみてほしい。
　
1つは、
初めてのことは、誰だって『頑張る』だということ。
　
だからやってみないと
それが本当に『頑張る』なのかはわかりません。
　
2つ目は、
『頑張る』の思い込みを変えてみるということ。
　
ネガティブな思い込みで
「できない」って思っているのなら、
それを「本当はどうしたい？」って自分に聞いて
書き換えていっちゃえばいい。
　
いきなり一気に変えることはできなくても、
「変える！」って決めたら、
少しずつ少しずつ、変わっていくことができるから＾＾
　
参考になれば幸いです🌸