ヴィクトール・E・フランクルの "Men's Search For Meaning"(邦題:夜と霧)を、オーディオブックで聞きました。第二次大戦中に、アウシュビッツを含む、4つの強制収容所に送られた心理学者が書いたこの本は、1947年に初版が出て以来、世界中で600万を超える読者に読みつがれているそうです。

地獄のような状況にあっても、毅然とした態度で人生に向き合う彼の生き方には敬服するばかりです。私が同じ状況に立たされたら、すぐに希望を失ってあきらめてしまうと思います。

“どんな過酷な状況に置かれたとしても、自分の行動を決定するのは、状況ではなく自分自身。良心に従って行動するか、状況のせいにして卑劣な行いでも良しとするかを決めるのは、自分なのです。私達には常に選択肢があるのです”という内容の下りには、本当に考えさせられました。とても恵まれた環境で暮らす私が、自分の行動を周りのせいにするなんて、全くもってあり得ない、と痛感。(あまりに次元が違いすぎて、本当に申し訳ないのですが。。。)

人間が生きる意思を持ち続けるには、“愛”と“希望”がどうしても必要だそうです。“希望”を失った収容者たちは、次々に弱って、亡くなったと言っています。いつ終わるか知れない収容所生活で、“愛”や“希望”を持ち続けるのは、どれほど大変だったろうと思うと、胸が痛くなりました。

英語版で聞いたので、訳が読みたくなって、新訳の“夜と霧”を購入しました。息子が大きくなったら、ぜひ読んでもらいたい1冊です。

夜と霧 新版/ヴィクトール・E・フランクル
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