某IT企業に勤める知人から薦められた本、ロバート・スコーブル&シェル・イスラエル共著 “ブログスフィア”を読みました。前から知ってはいたのですが、知人に薦められて、実際に読むきっかけとなりました。


企業ブログに関する本なのですが、アメリカの現状を中心に、ヨーロッパ、日本の企業ブログの現状も書かれています(2年ほど前に書かれているので、情報は少し古いようですが)。アメリカでは、IT企業を中心に企業ブログがどんどん増えているそうで、今後もその流れは止まらないだろう、と筆者達は予測しています。


私自身、企業ブログをやったらどうかと、昨年会社に提案したのですが、予算の都合上今年は断念。炎上対策としてパトロール機能をつけるとなると、結構な金額がかかるのです。私個人で立ち上げるには、会社的にOK出来ないようなので。。。


話は逸れましたが、この本で何度も述べられているのが、ブログの相互コミュニケーションです。“従来のPRや広告は、一方的な発信で、無駄打ちが多く、消費者も食傷気味だったのが、ブログを通じて実際の顧客の話が直接聞けるようになった。” これが一番大きなメリットだと書かれています。


私も同感です。上記のような理由から、会社でもブログを立ち上げることを提案したのですが、理解を得るのはなかなか難しいようです。実際、広報の仕事をしていると、今までの広告やPRのやり方に疑問を持つ場面が結構あります。疑問というよりも、限界を感じる、と言った方が正しいかも知れません。


“ブログが従来の広告やPRに取って代わることはないけれども、新たな扉を開いたのは確かだ” と述べられていますが、本当にその通りだと思います。情報で溢れている現代社会において、一方的でコントロールされた情報を垂れ流しているだけでは、競合他社を一歩リードすることはおろか、現在の顧客まで離れていってしまうような気がします。広報を担当する者として、今後どのように口コミマーケティングを効率良く展開していくかが、大きな課題の一つです。


ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち/ロバート・スコーブル
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