昨日は、だんなさまと一緒に、昔からの友人夫婦と、若手チェリスト西方正輝さんのコンサートに行ってきました。
西方正輝さんは、東京芸術大学大学院をこの春修了して、全国レベルのコンクールで優勝経験もあり、クラシックの枠にはまらない活動をしています。
コンサートは、チェロコンサートなだけに、チェロの音色があちこちにちりばめられているのですが、聴いていて、ふと浮かんだ映像がありました。
それは、大好きなバレエ「ジゼル」の二幕で、ジゼルが白い衣装に身をまとって踊るシーンとその音楽です。
1分過ぎたあたりから、白い衣装のバレエに変わりますが、
そこで主旋律を奏でているのがチェロの音色です。
深くて、静かで、身体に沁みとおる音色です。
どうぞ、味わってみてください。
ダンスと音楽の両方が融合して、ハーモニーを生み出します。
そして、舞台に出ている一瞬を支えるために、それまでの間に費やされたたくさんの練習や研究や研鑽があります。
これって、会社経営でも、コーチングやセラピーでも、どんな仕事でも一緒だなー、と演奏を聴きながら感じたのでした。
経営者は、経営の最前線で、それまでの学びや経験や研究を活かし、
コーチやセラピストは、セラピーの現場で、それまでの研究や自分と向かいあうセルフコーチング、セルフカウンセリング、セルフセラピーを重ねた時間を活かし、
武道家は、相手と向かい合うときに、それまでの稽古と鍛錬を活かす。
私がダンスや音楽や武道が好きで、自分でもやっているのは、きっとそんな共通点を心と体で感じているからなのだなぁ。。と感じたのでした。