カウンセリングオフィスプログレス
向裕加（むかいゆか）の
毎日更新ブログを
ご覧いただき
ありがとうございます
vol.909
実は
昨日から
今日にかけて
札幌の隣町の
小樽市に
泊まっていました。
というのも
今日15日の
朝6時30分から
経営者向けの
セミナーでの講話を
依頼されていたから。
（今朝の講話の様子）
札幌から
小樽までは
JR🚃を使うと
約40分ほどで
到着できるのですが、
さすがに
そんな早朝の
セミナーに
間に合う
早い便はなく
（東京じゃないしね…）
前泊することに
しました。
しかし‼️
この数日間、
北海道の天候は
大荒れで
札幌周辺では
いまだかつてない
くらいの量の
大雪が降っていて、
アチコチで
交通障害が
発生中‼️
昨日も
こんな感じで
列車の運休が
多発していて
乗れる列車が
わずか‼️
…という
状況の中、
なんとか
小樽まで
行ってきて
本日、無事に
札幌に
帰還しました。
隣町に行くのに
こんなに
スリリング
だったのは
45年間
生きてきて
今回が初めて
です（苦笑）。
前振りが
長くなって
しまいましたが…😅
今日の講話では
「感情」
について
お話させて
いただきました。
詳細については
割愛させて
いただきますが、
感じてならない感情
というものはない
にもかかわらず
私たちの社会では
特に
「ネガティブ」と
分類される感情を
排除しようとする
傾向がある
…という
お話をしたら
セミナー後に
ある参加者の方が
「自分は
常にポジティブな
人間なので
ネガティブな人を
無理矢理
変えようと
していたことに
気づかされました」
…と
ご自身の経験を
シェアして
くださいました。
この方の
気づき、
実は
めちゃくちゃ
重要
です‼️
「自分は
常にポジティブ」
…というタイプの人は
無意識のうちに
ネガティブな感情を
押し殺していたり
無視していたりして
単に
気づけて
いないだけ
なんですよね〜。
ですから
決して
ネガティブな感情が
ないわけでは
ないんです。
そういった感情が
あることに
気づけないことには
対処することが
できないので
身体の中には
消化されないまま
感情が蓄積されて
いく一方。
気づかれない
感情は
なんとかして
気づいて
もらいたくて
胃の痛みや不眠、
動悸などの
身体症状として
現れます。
一見すると
何事も
ポジティブに
捉える
…ということは
イイことのように
思われがちですが、
ネガティブな感情を
押し殺すことは
心身に
不健康な
状態を
もたらす
…という
意味では
ポジティブな
感情や思考を
善として
ネガティブな
思考や感情を
排除する
ポジティブ
至上主義は
英語圏では
Toxic positivity
（有毒なボジティブ志向）
と呼ばれるほど
心身にとって
不健康である
と考えられて
いるんですよね〜。
ネガティブな
思考や感情が
厄介者扱いされる
世の中ですが、
ポジティブな
感情や思考
ばかりでも
心の
バランスは
取ることが
できません。
大事なことは
ポジティブな
感情にしか
目を向ける
のではなく、
ネガティブな
感情にも
目を向けて
それらを
受けとめていく
プロセスの中で
ポジティブと
ネガティブの
バランスを
とっていくこと。
それを
サポート
していくのが
セラピスト／
カウンセラーの
大事な役目です。
心身の健康は
ボジティブ
至上主義を
抜け出すこと
から。
ひとりで頑張らずに
私のお手伝いさせてください
向 裕加（むかい ゆか）
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