よかれと思って… | ゆびさんのごはん

ゆびさんのごはん

今日もごはんがおいしいのが一番です。

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今日、岐阜に住む叔母と従姉妹が母の様子を見がてら、遊びに来てくれた。
耳が遠い上に、脳に転移してから言葉が思うように出てこない母は、今日はノリが今一つで、会話がなかなか続かない。しかも、昨夜、父がどこから酒をに入れたのか、飲みすぎたらしく、母は機嫌が悪い。
昼食は、外食は無理なので出前の寿司をとって、みんなで食べた。
トイレは、介助がないと無理になってきていて、私よりは介助慣れしてるであろう、叔母と従姉妹の作法を真似しようと傍観していると、どちらにしても危なっかしい。最後はみんなが立ち上がり手を貸そうとする始末。そして、みんながあれこれ相談しながら手を貸そうとするのを見ていて母は、自分が頑張って歩いたほうが安全・安心、と判断したらしく、最終的には意外にスタスタ歩いていた。結論は、

早く介護認定を受けて、廊下に手すりを付けるべし。

明日、がんセンターへ行くので、相談支援室に顔を出してみようかと。病院へ行くたびに、

あの相談支援室っていうのは、どういう人が利用するのかな?

と思って外からのぞいたりしてみたことはあったけど、明日は絶対行ってみようと思う。きっと、とりあえず、何を相談していいか分からない私のような人のためにも、存在していると思う。

そうそう。トイレに行くのに、杖を持ってきて、

何で折角、杖買ってきてあげたのに、使わないの?

と、母に詰め寄ったところ、従姉妹に

ところで、この杖は、今の叔母さんの状態にベストなモノなの?

と言われた。あー、そっかー。杖にも色々あるもんね。私の勝手な判断で買ってみたけど、使いにくいから、使わない、というか使えないんだよね。反省。たまたま、杖を買った店で、もらってきたカタログもあったので、それらを叔母さんや従姉妹と見ながら、これからどういうものが必要になってくるか、色々と意見交換できて、おもしろかった。

病気の進行が、ここへ来て、思ったより早いような気がして、気持ちばかりが焦る。よかれと思ってやってることも、的外れだったり。明日は絶対に、プロに相談して、きちんと指導を仰ごうと思う。