みなさん、こんにちは。
最近掲載しております『落窪物語』は三部構成になっておりまして、一部が昨日の十五話で一段落致しました。
そこで閑話休題。久しぶりに『ブライダルリングを買うということ』です。
今回のダイヤモンドリングはかなりイレギュラーなものです。
たまたま手に入った、ピンクにしては大きめのダイヤモンドをセッティングした婚約指輪です。
(オーストラリア・アーガイル鉱山産)
お嫁さんは二十代前半の背が高くてすらっとしたかわいいお嬢さんです。
このリングは可憐で彼女にとてもよく似合っています。
PT900 ピンクダイヤモンド 0.218ct
枠は『優美和がたり』から『捻梅(ねじうめ)』を選ばれました。
緩くひねった五枚の花弁がダイヤモンドを優雅に支えて、腕には梅肌を思わせるカットが入っています。
ピンクダイヤモンドは白いダイヤモンドよりもカジュアルな雰囲気でつけやすく、デザインっぽい感じの梅の枠と相性がぴったりです。
しかしてキラキラと光るダイヤモンドはフォーマルな場面にもベストマッチ、天然のピンクダイヤモンドは貴重なのでゴージャス感が増します。
お二人が選ばれた結婚指輪は『優美和がたり』から『千鳥つなぎ』です。
一般的に千鳥格子というほうが、イメージが湧きやすいでしょうか。
千鳥が浮かび上がるような立体的なデザインですが、『和』のリングと言われなければわからないくらいモダンな結婚指輪です。
さてさて、私がたびたびこだわりを見せる婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしたときのバランスですが・・・このようになりました。
結婚指輪のモダンさが梅のリングによい影響を与えて、若々しい奥さまによく似合うエレガントでキュートな表情を出しています。
実際この『捻梅』と『千鳥つなぎ』がこれほど相性がいいとは思いもよらないことで、センスの良いお二人に新たな発見をさせていただきました。



