今日は前回の続きではありませんが、私の友人がエメラルドカットのブライダルリングを自分の両親に披露した感想を送ってくれたので、ご紹介します
彼女は宝飾業の友人(私のことですが)とブライダルリングを選んだとご両親に話していましたが、エメラルドカットのダイヤモンドを見たお二人はとても驚いたようです
そしてあまりないものを提供した私にお礼のお言葉を下さりました。
やはりブライダルリングはラウンド、というか、ダイヤモンドはラウンドという固定観念が定着しているようです。
変形のダイヤモンドといえば、他にオーバル、ハート、マーキス、ペアシェイプ、プリンセスカットなどが一般的です。
もちろん他にもさまざまなカットがありますが、ブライダル仕様として適当なものは、オーバル、ハート、エメラルドカット、プリンセスカットくらいでしょうか。
※オーバルは長丸、エメラルドカットは長角、プリンセスカットは角を切った正方形と思ってください。
形によってそれぞれ面白味が違いますし、個性的なので、一般的なブライダルコーナーではまず置いてありません。
その人に合い、納得できるようなものを探したり、作ったりするのが私の仕事です
少し前にお作りしたブライダルリングは中石が0・2ctUPのピンクダイヤモンドをメインにしたものです。
変わったものばかりをおすすめしているわけではないのですが、特別な商品をという思いが、そのタイミングで変わったものを探し出してしまうようです。
エメラルドカットの彼女にも話したことですが、ダイヤモンドは我々人間よりもずっと長い年月を超えて存在するものです。
「器物100年を経れば、魂宿り付喪神となる」なんて昔の人は言いましたが、ダイヤモンドが持ち主を選んでいるような気がしてなりません。
エメラルドカットの彼女はダイヤモンドを決めてから順調に結婚へ向けての物事が決まっているそうです。
何日か前に新居も決まったそうですよ
彼女は私が背中を押したといいますが、なんの運命というものは私ごときにはどうしようもできません。
あえて言うならば、やはりダイヤモンドの力なのかもしれません。
みなさんにも素敵な出会いがありますように・・・