今日は珍しく日本語表記でタイトルを書いてみました。
삼겹살(サムギョプサル)と갈비(カルビ)は日本でもよく知られている代表的な韓国料理だと思います。今日はその삼겹살と갈비について書いてみたいと思います。
삼겹살と갈비とは何でしょう。
お肉料理なのはみなさんもご存じかと思います。
まずは、삼겹살(サムギョプサル)からその語源をみてみると、
삼=三、겹=重ね、살=肉です。
삼겹살は、豚のばら肉で、その断面が脂肪、筋肉、脂肪の3重になっていることから삼겹살(三重肉)と呼ばれるようになりました。
日本では、普通に豚のばら肉と呼ばれていると思うのですが、地域によっては三枚肉とも呼ばれているようですね。
次は갈비(カルビ)。
갈비は、言葉自体はあばら骨を意味するのですが、韓国料理では「あばら骨に付いている肉」という意味で使われています。
より正確に갈비살(あばら骨肉)と言うこともあります。
삼겹살だと、一般的に豚のばら肉を指す言葉なのですが、갈비は갈비だけだと、豚肉か牛肉なのかは分からないので、갈비の前に소(牛)、돼지(豚)を付け、소갈비(牛カルビ), 돼지갈비(豚カルビ)と言います。
おまけに꽃등심の話もしてみたいと思うのですが、꽃등심という言葉をご存知ですか。
日本語にすると霜降りになりますが、直訳すると花のロース(꽃=花、등심=ロース)になるのです。
花のロースってすごそうですね。
語源は霜降りの語源と似ています。霜降りは筋肉に霜がかかっているように脂肪が細かく入っている見た目から霜降りと呼ばれるようになったと思うのですが、꽃등심は、筋肉に花が咲いているよう脂肪が派手に入っていることから꽃등심と呼ばれるようになったのです。
これは僕の考えではありますが、꽃등심は、ロースはロースでも1頭の牛から極めて少ない量しか取れない肉なのです。そのことからロースの花ということで꽃등심と呼ばれるようになってのではないかと、勝手に思っています。