出発点:清水バス停  終着点:清水バス停
距 離:20.0km   時 間:約9時間20分

今回は完全な山岳コースになります。おそらく新潟県コースで一番厳しいコースです。井坪坂ルートという一部国道措定されている登山道を上り清水峠に行き、十五里尾根(謙信尾根)ルートで下山します。とにかく登山道の状態が悪く、清水峠から謙信尾根上部に向かう途中では、小規模な土砂崩れで、いたるところで登山道が無くなっていました。藪漕ぎも強いられます。井坪坂ルートでは、川に入らなくてはいけない所もありました。

まずは今回のコースの紹介です。青線の部分を右回りで歩きました。距離20km、標高差850mを歩きます。今回行った清水峠は群馬県と新潟県の県境で、その昔国道が通っていたのですが、すぐに廃道になりました。また上杉謙信の軍勢が関東への行軍の際に使用したそうです。近くの谷川岳の下には、清水トンネルや関越トンネルが通っています。


スタート
近くに車を停め、ちょっと戻って清水バス停に来ました。8時9分、スタートです。


バス停の目の前は国道です。山に向かって歩きます。


ミソガワソウかなと思って撮った写真です。違うかな?


工事のため車の通行止めです。この辺りに数台車が停められます。


通行止め以降も国道です。


ヤマブキショウマ?


エゾアジサイかな?


豪雪地帯だからなのでしょうか。いたるところで水が湧いています。


右側の山を見ると、谷筋に雪が残っています。


8時56分、スマホのGPSによると、写真の場所で国道は終わりです。おそらく左の道が旧国道ではないかと思います。


川が横切っていました。どこか浅い所は無いか探したのですが、どこも足首程度の深さがあります。しょうがないので、ジャブジャブ行きました。この先で帰りの道との分岐があるのですが、写真を撮り損ねました。


ヨツバヒヨドリかな。


10時0分、大きな堰堤が現れました。この下にあった堰堤で川を越えました。


堰堤を越えてすぐ、さて道はどこかと探すと、写真の場所に道がありました。ここから登山道になります。


この辺りは比較的平らな道です。


おっ、ギンリョウソウが咲いていました。この後もたくさん咲いていました。


あらま!滝の下を渡渉しなくてはいけないようです。


滝から5分、別の沢です。登山道はどこかと探すと写真の方向にありました。ここもジャブジャブと中に入りました。


モミジカラマツかな。カラマツソウやミヤマカラマツと見分けが難しいですが、葉っぱの形がそれっぽいので。


11時10分、上り坂が始まりました。ここからつづら折れに標高差400m登ります。


ハナニガナかな。


11時43分、写真の場所は左に行きます。


マイヅルソウかな。レンズに汗がついています。


タニウツギが咲いていました。


アカモノかな。


峠の近くで森が切れた所がありました。この谷から登ってきました。左に見える尾根は下山に使う謙信尾根ではないかと思います。


12時28分、急な登りは終わり、写真の場所からまた国道になります。


コイワカガミが咲いていました。


ベニサラサドウダンが咲いています。久しぶりにみたな~。


これはナナカマドの花かな。


清水峠が見えてきました。


続く