ようやく開けた。

 

こんばんは。

じっきょーです。

 

なんか無気力になってしまって

ブログ書こう書こうとしても

 

あ、ごちゃごちゃ言う前に。。

別れました。

お願いします。別れてください。と言われて。

 

いろんなことを考えました。この1年のことを思い返して

あのときどうだったからかなとかいろいろ

 

考えたことを全部書きたいと思う気持ちもあって

いつかのために今のきもちを残しておきたいと思って

ただ多すぎるし、まとまらなくてめんどうな気持ちもあって

あとそもそも無気力にもなっててなのか

 

今日も書かないつもりでしたが

何か指だけでも動かしてみたら違うかもしれないとずっとだらだらして

ようやく開いてみました。開けば指が動き出す。嘘のように。不思議ですね。

指が動いてくれたのでそこはなんだか少し安心です。

早く書かないと考えた大切なことがどんどん忘れて消えていってしまいそうだから。

これはつらくて、でも大切な大切な記録です。

 

 

 

 

まずは先日、月曜日の電話の内容です。

 

別れる理由は「今までと価値観が変わった。」という内容でした。

彼女は子供のころの家庭環境がよくなかったことから

家では誰にも頼れず

学校でもどこでも、とにかく家の外で誰かに頼って生きてきて

というのが彼女の中にずっとあって

彼女の人生、この二十数年ずっと

「将来は結婚して、こどもを授かり、幸せな家庭を築く」

というのを夢に生きてきていました。それがすべての軸でした。

そしてもうひとつ

彼女はとても思いやりのある子で

どんなに追い込まれるような事を言われようと

必ず相手の気持ちをまず優先的に考えたうえで

冷静に判断して言葉を選ぶような、そういうタイプでした。

それのおかげでいつもたくさんの人に慕われていたけれど

それのせいでいつも病んでいる人にも囲まれて頼られて自分が追い込まれてしまう

ということが多い人生で

2020年、それが顕著に出て年末についに心を壊してしまいました。

 

 

月曜日の電話では

精神を病んで大学の無料カウンセリングに通い始めて

価値観が変わりました。ということを話していました。

いままでもじっきょーや、彼女の昔からの友達からも

自分が壊れるほど自己犠牲を払ってまで人の人間関係に踏み込まない方がいい

と話をしていたのですがそれがなかなか彼女の中には落とし込まれず

ただ今回のカウンセリングでどうやらようやくそこに納得できたようです。

 

ということで

これからは自分の想いを大切にして生きていくんだ!という風に

なったらしいです。

ただそうしたら

今までじっきょーに気を遣った事も自分の想いを封じ込んでいたことになってしまい

 

あと精神科の抗うつ剤的なのも処方され始めて効果が出てきたのもあるのか

もう今はひとりで生きられる、人を頼らずに初めて一人で生きていけると思えた

という状態らしく

そしたら

結婚もする必要ない。独身でもいいかも。こどももべつにほしくない。

じっきょーのことも好きではなくなった。ごめんなさい。

に変わってしまったようで180度ちがう人格になってしまいました。

 

前の記事の3月頭の電話も

こないだの月曜の電話も

この2年半の間に一度も聞いたことのないような声色とテンションで

じっきょーはなにか異常を感じました。

 

じっきょーからしたら別れたくないからというのもあるかもしれないけど

自分が冷静になれているかわからないけどなるべく冷静にみても

あきらかに異常だと感じました。

 

 

じっきょーと距離を置いた期間も、彼女は考えてきていて

もう結論が出てしまっていました。

じっきょーと別れる。もう好きじゃない。ひとりで生きていけそう。

 

 

・・・・・

 

 

二十数年、幼少期からの価値観がたった2,3か月で、そんなすぐ変わるわけない

とも思ったのですが聞く耳は持ちませんでした。別れたいの一点張り。

 

 

彼女が精神を病んだ最後のとどめは大学院の研究室の存在でした。

研究室の先生のパワハラにあい、ただこの3月が卒業だったので修士論文は書かなければならず

その板挟みに苦しんでいました。

 

これはじっきょーの想像ですが

彼女はこの2月にようやくその一番のストレス要因の研究室からも解放されて

長年勤めたバイト先にも晴れやかに送り出されて

大学院も無事卒業、みんなに祝われて、

そして大学院最後の春休みなんて誰でもすごく楽しい時間だし

薬も効き始めて1月までとは別人のように元気になって

超絶好調の期間なんじゃないかなあと思います。

それでなんでもできるような気分になっちゃっているんじゃないかなと

思います。

 

12月末にはやっぱり私もアメリカにいく!毎日言っていました。

大学のカウンセリングを受けてもなかなか気持ちが晴れずに苦しんでいた時期です。

クリスマス前には婚姻届けを発送してくれました。

1月頭には、将来じっきょーと彼女と3人のこどもが楽しく家族団らんしている空想の絵を

じっきょーに送ってくれました。

これは苦しい時期にじっきょーの支えでした。壁に貼って、いつも眺めていました。

 

1月半ば、初めて精神科にかかる前の1週間は

夜も朝も電話がきて、毎日泣いて泣いて泣いて死にたくて学校もあと少しだけどやめたくて

しんどくてしんどくてというのを毎日電話でただただ聞いてあげていました。

精神科初診の日がたしか1/15くらい。そのあと、電話の頻度がぐっと減りました。

薬ももらえて、すこし落ち着いてきたようで、夜寝れるようにもなってきて。

あれだけカウンセリングだけではどうしようもなくて、という状態だったのが

薬で少し落ち着いてよかったよかった、本当に頑張ったね、と言っていました。

それが精神科初診から約1週間後くらいでした。

2週間後くらいは、じっきょーが一番仕事がきつい時期で毎日2時3時までやっている時期で、

でもまだ、電話で連日すごくすごく優しく励ましてくれて、

生きていてくれればいいんだよ、大丈夫。なんとでもなるからね。大丈夫と

それに支えられてじっきょーは過ごしました。

 

が、3週間後あたりが異変の始まりでした。

急に、もし就職して他の人が好きになってしまったらどうしよう、という意味深な言葉を皮切りに

ラインは返事がほとんどこなくなり、きたとしても一言かスタンプだけが

じっきょーが絶対寝ている時間に届くようになりました。

今までは必ずお互いが起きている時間にラインがきていたのに。

 

じっきょーは明らかに薬の影響だろうと感じずにはいられないのです。

カウンセリングだけだったらそうなっていなかったと思います。

ただ薬との合わせ技でがらっと変わっていった気がしています。

 

そもそも、「就職したら」、という仮定を置けるようにまで回復したのはいいことだと思っていました。

精神を崩してから精神科初診までは

もう働けないかもしれないと毎日悔しくて悔しくて泣いていたのに。

役に立たなくてごめんね、役立たずでごめんね、とずっと泣いていたのに。

やっぱりよくなっているんだろうなとじっきょーは思って

異変だけどすこし安心していました。

 

ただそう考えると、まともに話したのは2月頭が最後。

気付くと連絡がほとんど取れなくなって

じっきょーの体感としては2か月の空白を経て

3月末

だいぶ時間がすっ飛んで、別れ話という感じでした。

 

 

 

もしかしたら薬の影響だけではないのかもしれないけど

何かすごくハイになってしまっているようにしか思えませんでした。

そんな急に価値観変わらないでしょ。。

たぶん冷静な彼女だったら、いままでの彼女が他の誰かを冷静に見ていたら

そんな急に価値観変わらないという感覚は共有できる子だと思います。

 

それが急に180度真逆のことを言い出して、、

しかも一人でやっていけるなんて、、

一人じゃやっていけないことなんて大人なら誰でもわかると思いますが、

そうなってしまいました。

 

まだきっと

そう思ってから超絶好調期間しか通っておらず

この3月末から彼女は新社会人です。

会社に入ると責任が違います。

つらいこともたくさんある。理不尽なこともあるし、追い込まれることがたくさんある。

一人で生きれるぜモードでそういうところに当たって挫ければまだ

なにかまた気付くというか我に返る気がするのですが

まだそれがない。まだ一人でいけると思ってからひとつも嫌なことがない。

そんなときに、婚約を破棄するなんて冷静とは思えないですし。

 

 

本人はすごく自信に満ちている。こちらの声も入っていかない。

そしてやっと、死にたい死にたいの毎日から元気になった。

そんなところに、薬のせいじゃない?なんて強くは言えない。少し伝えたけど。

 

ただどうしても長く飲んでいればいつかは薬も効き目が薄くなるだろうし

薬もいつかは抜いていかないといけないだろうし

そうなったときに大丈夫だろうか。

じっきょーはそれが心配でした。

 

 

じっきょーは社会人になって壁にぶち当たらないことなんてないと思っています。

というか社会人を経験した人ならみんなそう思っていると思います。

きっと彼女も、半年後、1年後、もっと先かもしれませんが

壁にぶちあたる事があると思います。

そうやって、ひとつの波が上がって下がって一周してきて

そこでようやく今の価値観、考え方がどうなのか、今の判断がどうなのか

また見直す日がきて

そしてまた今までの自分にも戻ってくる気がします。

人生をかけて築いた価値観なんて、特に何か特別な出来事があったわけでもない期間に

突然ひっくり返るわけがない。

そこを待ちたいなあという気持ちもじっきょーにはありました。

壁にぶつかってくじけそうになったとき、そばにいて戻ってこれるようにサポートして

あげたいなあと。

 

 

きれいごとと思われるかもしれませんが

婚約指輪をあげたのは

何十年もいたら相手が途中で病気になったり不自由になったりするかもしれないけど

そのときもしかしたら結婚を後悔するのかもしれないけど

でも何があってもこの人と何とかかんとか生きていく。怖いけど。そこを踏み切って結婚しよう。

という覚悟でした。

 

だから

今、別れを切り出されていることももしかしたら薬のせいがあるのだとすれば

それも含めて受け止めて、次の気持ちの変化があるところを気長に待ちたい。

 

もうじっきょーへの気持ちは切れているので、

きっとその時には、人格は戻ってもじっきょーへの想いは戻らない気もしますが、

それでも一緒にいてあげるべき、そして彼女がまた元に戻った後に別れる、というのが

じっきょーの指輪に込めていた意味でした。

 

 

だから2つで迷っていました。

ひとつは、今すぐ別れる。これはじっきょーとしては残念だけど楽でよい。

ひとつは、このまま距離を取ったまま、半年、1年と待ち続ける。それが自分の中の覚悟だし、正義なのかもしれない。

 

 

 

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アメリカは基本的に大型連休が年末しかありません。

ただめずらしく4/2の金曜日がおやすみで、3連休でした。

月曜に彼女と電話をして

自分の中では上記の通り、なんとか気持ちを整理しようとしてきました。

大学の友達に電話して

お母さんに電話して

 

でも日中は仕事もあるし

アメリカに住んでいると時差もあるし

そんな中で相談相手は日本にしかいないので

1日1人相談できれば良い方です。だからすぐに結論が出ませんでした。

 

彼女には月曜の電話ではすこし気持ちを整理するから待ってくれと言いました。

期間は明確に言わなかったけれど

じっきょーの中では勝手に数週間と思っていました。

じっきょーが彼女と距離を置こうと言って待った期間がそうだったからです。

 

金・土・日の3連休。気持ちをこの3日間で整理して、、、

そう思って迎えた金曜日の朝8時、

目が覚めてスマホを見ると彼女からおそらく長文と思われるラインが入っていました。

待ってくれと言ってから、たった3日。びっくりしました。

え、もう?て思いました。

 

 

書き出しは

じっきょーと別れたいと思った理由は、価値観が違うと感じたからです。

 

というような

新社会人になって気合いが入っているのでしょうか。

エントリーシートの書き方を1年前に連日連夜見てあげたときに教えてあげたような

 【設問】 別れたい理由を教えてください。という問いに答えるかのような

結論から書き出す、かつ丁寧語のビジネスライクな書き出しでした。

何か誰かに操られているんじゃないかと思うような。

何か変なゾーンに入ってしまっているかのような。。こっちの方が近い感覚ですね。

今まで支えあってきて、これからも支えあっていこうとついこないだまで言っていた、

私もアメリカにいく!婚姻届け送ります!という状態だった、

そんな人が婚約相手に別れを切り出す文章の書き出しとは思えませんでした。

一切の気遣いもないというか

相手の気持ちを常に考えて、というのが魅力だった彼女にはありえない書き出し。

どんな相手でも、

いつも相手の気持ちをまず第一に、そこを何よりも尊敬していたのですが。。


 

じっきょーはお昼ごろまでラインを開けず、心の準備をしておりました。

きっと内容は超長文で、別れたい理由があらためてまとめられているものだろうと想像したり、

ただ最後はどうせ、この2年間ありがとうございました。みたいな感じかと

気持ちの準備をしてお昼過ぎに開いたらそんなことはなく

なんでしょう

こちらの心臓をナイフで滅多刺しにするような文章でした。にじっきょーには見えました。

 

ぐさっぐさっぐさっ

 

と読み進めるごとに胸に何かが刺しこまれるような、切り刻まれていくような。

 

俺何かしたかね?と思いました。

なんかした人に対して、絶対にこのライン1つで決別してやろうという、

こちらの気持ちなどすべて無視して遠慮なく書かれたような

そんな印象を受けました。よく見返せばすべて無視ではないのですが、

ただ一読目はそのくらいの衝撃を受けました。

 

 

 

本当はここにそのままその長文を貼り付けたいような、

そこから話を始めたいような文章だったのですが

とにかく、

そこまで言うか?

俺そんな攻撃されないといけないようなことなんかした?

と思うほどなかなか辛辣でした。

 

好きではなくなりました。申し訳ありません。

今は好きとは言えません。ごめんなさい。

婚約指輪はアメリカ返します。アメリカに送ります。

 

お願いします。

別れてください。

 

というような感じでした。

 

ここだけ切り取るのはじっきょーの都合の良い印象操作のような気もしますが

じっきょーが特に胸を刺し抜かれたのはこのあたりでした。

 

自分だけスッキリすればいい。という印象の文章でした。

 

 

 

 

 

よく言えばこれを見た時に、ああ今すぐ別れよう。と気持ちが固まりました。

 

俺の覚悟の婚約指輪。

 

本気で考えて本気で調べて

何個もブランドを見比べて

寝ているときにバレないように指のサイズを測って

その様子から、買いに行く日の様子、買っているときの様子、買ってきた後の様子

指輪が届いたときの様子からこれからプロポーズをするという直前の様子まで

動画にとって

それと一緒に渡した指輪。

泣いて受け取ってくれた指輪と動画でしたが、

アメリカに送りますて。

 

返しますて。

 

じっきょーが悪いところもあるのかもわかりません。

このブログはじっきょー目線なので彼女が悪者にみえてしまうかもしれませんが、

ただそれでも

これだけはすべて心を踏みつけて踏みにじられてしまったような気がしました。

 

 

別れようと決めました。

 

 

 

 

もうひとつ大事なキーワードに、ラジオ、があります。

 

彼女は1年前の2月頃、ラジオにハマりました。

ラジオにメッセージを投稿するようになりました。

彼女のメッセージは本当に優しく、いいことを言っていて、人を助けていたと思います。

ラジオで読まれたときはあとでラジコで報告してくれて、聞かせてくれました。

それを聞くのはじっきょーのなかでもとても楽しみでした。

 

5月か6月頃

就活が終わると彼女はラジオアカウントといってツイッターをつくりました。

すると、リスナー同士でフォロー返しをしあい、あっという間にフォロワーは200人くらいに。

特定の10人くらいはツイートに対していつもコメントをくれて

それが彼女の支えになっていきました。

どんどん夢中になっていったように思います。

いっしょにいてもずっとスマホを触っているようになってしまいました。

もちろんコロナで一緒に旅行もいけない、外食もやめておく、飲みにも行けない、おうち時間おうち時間の毎日、

そんな中で外出派のじっきょーが楽しませてあげるアイディアを出しきれなかったのも申し訳ないけど

スマホスマホスマホになってしまったように

じっきょーの景色には映っておりました。

 

また

はまったラジオ番組が、月~金まで毎朝3時間くらいやっている通勤通学時間帯の番組と

木曜に6~7時間ぶっ通しでやっている番組が主で、

彼女は本当に時間さえあけばラジコのタイムフリーでそれを聞くようになりました。

 

今まで車の中で一緒にいろいろな会話をしていた時間は、

彼女がラジコを聞く時間に変わってしまいました。

土日、社会人のじっきょーとしてはいかにこの2日でストレス解消して月曜を迎えるか

という中でしたが

彼女がいつも遊びにきてくれるのはうれしいのですが

来ても、着くやいなやスマホ、ツイッター、ラジコ。

ラジコも3時間番組みたいなのが何日分たまっているのかわからないから

じっきょーもいつ聞き終わるのかわからなくて

とてもつらい時間でした。どんどん話す時間が減っていくように感じました。

たとえば14時に聞き出したら、え、これ20時くらいまで続くのか?という感じ。

 

かといって、じっきょーがひとりでどこかに行こうとするとそれは寂しくて嫌なようで

ただ家の中では彼女がスピーカーでラジオを聴いているから

じっきょーはイヤホンでYoutubeを見てみたり

でも本当はとてもさみしかったのです。

いっしょに何か買って食べたりしても、写真撮ってツイッターにあげることの方が楽しそうで

誰かが返事をくれることの方が楽しそうで

これはじっきょーからみた景色の話ですが。

土日にずっとそれをされるようだと、じっきょーはとても不自由でした。何もできずに土日が終わる。

 

何か月かはすこしほのめかしながらも伝わるようにしつつ、

そのうちマイブームも去るかなと我慢したのですが

ついに秋頃のある日

寂しさが爆発してじっきょーは泣きながら彼女にそれを伝えました。

これからずっとコロナが終わっても

いままでどおりどこかへ旅にでても、飲み屋に行っても、ずっとツイッターツイッターツイッターなのかと。

 

 

彼女いわくそれが重かったということです。

彼女いわく

人生でいままで没頭できたものがない、ただ今初めてそれが見つかり、それがラジオだと。

今後それは変わらない。この先ずっとずっとラジオをやっていく。

ラジオが今は支えだ。と言っているけど多分支えなのはラジオ+ラジオ仲間と繋がるツイッターの方がでかいです。

 

だからそこをわかってくれないのは、これは価値観の違いであり、

じっきょーに気を使いながらラジオを続けていくのは自分の気持ちに蓋をすることであり、

今後は自分の気持ちを大切に生きていくからじっきょーとは結婚ができないという事のようでした。

 

 

 

つまりラジオを支えにしていくのです。

ラジオを支えにして、ひとりで生きていけるということのようでした。

 

 

 

ただその時の話し合いでは、

ラジオはじっきょーありきのラジオなんだ、ツイッターもそうだ。

家で聞くのではダメで、じっきょーの家でじっきょーがいてそこで聞くのが安らぎなのだと。

ツイッターで話していることだってじっきょーとのことばかりなのだ、わかってくれないかと。

いうことでした。

ので、その話はじっきょーは普通に納得して

それからラジオを受けいれるようにしていました。

 

 

 

のですが、じっきょーがアメリカに旅だった時に、寂しい反面、

じっきょーにもう気を遣わずにラジオを聞けると解放された気持ちがあったと

こないだ言い出しました。

えーーーー婚姻届け送ってくれたりアメリカに私も行くって言ってたじゃん、とかも思いますが

彼女の中ではそういう理屈になっております。

 

 

 

 

今回の一件で、親も含めて5人くらいの友達とかと、1人1人、2,3時間の長電話をさせてもらいました。

自分が悪かったかもしれない、重かったのかもしれないことも包み隠さず話したうえで

意見をもらいましたが

 

精神を壊してしまうと、どうしてももう自分たちの普通と彼らの普通がずれてしまうという話や

そうなってしまうと今の自分を肯定するための自衛行為として過去のポイントをかいつまんで理屈を作り上げてしまうという話を

聞かせてもらいました。

 

そこを突っ込んで反論しても、そこを振り返ってじっきょーも悪いのではと考えること自体があまり意味がない

考えない方がよい

との助言ももらいました。

 

あと、ここまで書いてきたことを長々と彼女に今話したところで

しかも振られる本人が話したところで

引き止めたいだけにしか見えないだろうし

ここまできつく言う事ないんじゃない!?とか言っても逆上にしか見えないだろうし

何をいっても報復にしか見えないだろうし

今はもう言葉が届くことはないと

 

そう思って

 

何も言わずに別れることにしました。

 

わかったよ、別れよう。とだけ言いました。

 

 

 

 

自分が当事者だから、どうしても冷静じゃなく、自分がおかしいのではと思い

電話をしてくれたみんなにも、

自分は何か主観的になっておかしいことを話していないか、ひとりひとり確認しましたが、

じっきょーが間違っているときはお前がおかしいよと言ってくれるみんなが

今回は誰一人そうは言わなかったので

自信を持って別れることにしました。

 

 

 

 

正直

アメリカになんか来てしまったら

つらいときに誰か近くにいてくれる他の男の人に恋をしてしまったりして

そっちがよくなってじっきょーから離れていってしまうかもしれないことは

覚悟をしていました。

 

でも

社会で働きたいという想いを持って大学も入り直したりして大学院も出ようとしている彼女に

どうしても一度は新卒入社させてあげたくて日本においてきました。

そしてまたいろんなことを経験して、社会人とはを学んで、大きくなってもらいたいとも思い

あるいは

じっきょーがいつ死んだりするかわからないから

自分で社会で働いた経歴をきちんとつくっておいてあげたいと思い

アメリカにはあえて連れてこない。という覚悟をしていました。

 

まさかこんな形での別れになるとは想像してはいませんでした。

 

 

 

でも今思うと

べつの男の人に恋したのではなく、

彼女はラジオに恋をしてしまったのかなと

そんなふうにも思ったりします。

 

そしてそのツイッターのラジオ仲間たちは、

優しい言葉だけしかかけないので、

居心地はとても良いのだと思います。

画面を開けばツイッターが広がっていて、

文字で繋がるなんでも話せる感じも、みんながコメントを返してくれる心地良さも

じっきょーは想像できているつもりです。

じっきょーにとってはここがそうだからです。

だから否定もできない。でもそれが婚約破棄して指輪をアメリカにまで送りますという文章にまでつながるかというと

そこまでいくと少し異常な気がどうしてもしてしまいます。

現実世界の婚約破棄の理由がラジオ。

うーん。。。

 

じっきょーもアメーバピグにずっと育ててもらいました。

大学の友達がいるのにピグで相談して、

そして一人暮らしなんて全然寂しくないね。と思っていました。

でも、ピグのみんなは知っているかもしれないですが、

じっきょーはいつもオンラインで放置していたかと思います。

それで繋がりを感じていました。寂しくないのはそのおかげだったと今は思っています。

パソコンをシャットダウンする事は基本的にはなく、ずっとつけていました。

家に帰ればまずログイン、長時間オンラインで料理中もお風呂中も、落ちずに放置、

そこにいつも誰かがいるようで寂しくなかったのです。

でも大学の友達にも救われ

それが自分の世界の中心軸になってはいけないのではと思い直し

大学の友達に目を見て直接相談するようになりました。

とはいっても、こうしてつらいときにここで吐き出している自分が

オンラインの繋がりを否定することは決してなく、むしろ支えだというのはわかるのですが

のめりこみ過ぎてはいけない気がしています。

自分ものめりこんでいるときに人から言われたときは不快でした。

オンラインだってみんな友達なんだからいいんだと突っぱねる思いでした。

のめりこみ過ぎると

それは言い方は悪いですが一種の新手の宗教に入信してしまったような

つまりはそこに居場所を求めて、承認欲求を満たせて、依存してしまうような

そんな感じもします。

この何も通じない、婚約破棄まで行ってしまう感じの異常性が

何かよくない宗教チックのような。。

 

今の彼女を見ていると

のめりこむことは決して悪いことではないのだけど

ちょっとそんな感じにも見えて心配だなあと

思います。

という話もふわっとめっちゃ気を使いながら月曜の電話で触れてみたのですが

もちろんラジオに恋だとか宗教なんて言葉は出していませんが

だいぶ否定された気持ちになってしまったようです。

心配なだけだったんですけどね。

 

 

ただ、そう思えば自分の中ではやけに納得がいくような気もしました。

ラジオに恋してしまったとか、一種の宗教のようだとか。

 

 

 

婚約指輪には思いを込めました。

返す。アメリカに送る。と言っていますが

彼女に似合うピンク色、と思って入れたオーストラリア産のピンクダイヤがリングの内側についており

ピンクダイヤは完全無欠、永遠の愛を意味しており

ふたりにぴったりとそんな説明もして渡しました。

何よりリングの内側には二人のイニシャルもいれてありますので

それを婚約破棄した状態で送り返されても邪魔だし、ただの石です。

 

いろいろ考えましたが

返すなら換金して振り込んでくれと言いました。

そこからのやり取りはすべてラインの文面のみです。

他にも彼女に預けていたものをこちらに送ってくるというやり取りが残っているのですが

信じられないくらい敬語で怖いです。

承知いたしましたとか、こちらはどうなさいますかとか、

なんでそんなになってしまったんだろう。

何かとんでもないひどいことをこっちがしてしまったならわかりますが

すくなくともアメリカに来てからは常に常に支えてきたのですが。。

なんならラインには支えてもらったことは感謝しますともあったのですが。。

でもありがとうという言葉はどこにもなく、寂しさはとても感じました。

 

まあ

きっと友達にもらった助言のように

もうそこを考える事自体がよくないので、これでやめましょう。そこに理屈は通じないのです。

 

 

ところで彼女には言っていませんが、指輪はケチったわけではないのですが43万円でした。

デザインが気に入らなかったら変えたい、というのが通用する指輪だったので

そうなったときのために少し抑えたのと

ええええそんなに高いのもったいないよ!とか言い出しかねない子だったのと

まあもし何もなければ後で高いお店でご飯でもおごってあげようと思って

そんな感じの額にしたのですが

換金した報告がきてびっくり、3万円だそうです。

 

びっくりですね。1割にもならないんですね。

ちょっと彼女にも安いものをもらったと思われてしまいそうで少し残念です。

もういいんですけどね。そんなこと言っても仕方ない。

どうしても、「あー、1割未満になっちゃうんだね!」とか「え43万もしたのに!」とか

言いたくなるんですけどもうすべてを抑えて飲み込んで

飲み込んで飲み込んで飲み込んで

ただなんか3万と聞いたら口座番号教えてまでいらねえなとも思ってしまって

その3万は寄付してくれということにしました。今ここです。

国境なき医師団に寄付することにしました。サイトのURLだけ送りました。

世界中で、もちろん日本でも、紛争地や被災地に行って無償で医療を提供しているらしいです。

 

 

買取業者に3万と言われたショックがおおきくてちょっとなかなか受け入れられませんでした。

そしてもしかしたら3万程度かと彼女にも思われたかもしれないという妄想が膨らんで

金額だけではなくてあんなに考えてあんなに覚悟してあんなにいろんな思いを込めて買う日受け取る日にもこだわって

渡す場所もこだわって動画も取ってお手紙も書いてとかやった全力のあの指輪が

3万かーーーーーーーーーーって正直思います。そしてそう思われるのがとても悲しい。

換金しろと言ったのは自分ですが

躊躇なく翌日には換金した領収書の画像が送られてきたときの

むなしさ、つらさ、どうしようもない気持ちって

想像できるでしょうか。大切な大切な大切な大切な指輪は一枚のレシートになってしまい、

もう何の思い入れもない買取業者に触られてゴミのように扱われるんだと思います。

他の人に触られるのすら嫌なのに。彼女のものなのに。その想いは本当にじりじりと音を立てて踏みにじられた感じ。

なにか一矢報いたい、報復したい想いが抑えても抑えても湧いてくる。。こんなにずたずたに切り裂かれて。。。

 

 

 

やめましょう。大人になりましょう。

 

 

 

 

彼女彼女と書いてきましたが、もう元彼女です。

 

これからもしばらく、あのわざとらしく超敬語で書かれた文面とやり取りしないといけないと思うと

それがとてもこわくてストレスです。

が、そこまで終わればもう終わりです。がやっぱりそれがつらい。

 

 

さらには

それがつらいのか

そもそもそんな出来事がなくてもアメリカにいる今がつらいのか

なにもすることがない休日がつらいのか

あと3年なにもできないことがつらいのか

何がつらいのかわからないくらい色々重なっている中で

なんとか

なにかみつけて

とりあえず生きていたいと思います。

 

 

本気で信頼した人がこれだと

ちょっと次の相手にプロポーズする自信がありません。

病気のせいだと、薬のせいだと信じます。

そうしないと

次にまたいい人がいたときに怖くてプロポーズができません。

 

 

思えば2012年頃、21歳頃から

このブログで

「彼女できてもいないのに彼女いらない、

 結婚できる立場でもないのに結婚したくない、

 なんてダメなんじゃないのか?」

という想いからスタートしたものが

ここに来てようやく一周してきたのかなという

感じですよね。

 

いっぱい恥をかいたけど、今思えばいろいろ見てこられた気がします。

その結論は、つい数週間前までは結婚してみたい

そして今日時点では結婚してみたいけど怖い。できる気がちょっとしないかも。ですね。

 

 

 

 

2020年4月3日  指輪を渡した日

 

 

 

2021年4月3日  指輪を換金するよう指示した日

 

 

 

 

 

 

 

残念でなりません。

 

 

じっきょー