ぐんない あいむじっきょー

 

アメリカに赴任することになりました。

 

もともと2018年の春頃。

じっきょー入社4年くらいのときに

「3年後アメリカね」

と言われておりました。

つまり2021年の春頃予定、でした。

 

じっきょーの会社の中では

通常だと赴任1~2か月前や

早くても半年前に通達される中で

じっきょーは3年も前に言ってもらえたので

いろいろと考えることができました。

気持ちの準備もできていました。

 

そのあと去年の夏ごろに

半年早めてくれと言われたので

実際には2020年の10月から赴任の予定でした。

 

ということで

本来なら今年2020年の4月頃から、

あれやこれや準備が始まる予定でしたが、

4月といえば新型コロナが日本で猛威を・・・・ということで

軽く赴任オリエンテーションは受けたものの

10月にはいけないかもね、という雰囲気があまりにも強く

なんとなく説明会も終わり

それからアメリカ行きの話はぴたりと出なくなりました。

 

 

と思っていたら突然先週

9月22日

準備開始の号令がかかり

24日に打ち合わせが持たれ

年内赴任目標となりました。

両親も友達も彼女もびっくりです。

 

 

 

 

赴任を忘れそうになるほど静かだったこの半年間

新型コロナの影響下で

仕事の環境はガラッと変わりました。

いまや普通に聞くようになった、テレワークという言葉。

じっきょーの会社もシフト制でテレワークやってます。

(なぜかシフト制。会社に出社することもあります。)

 

会社に出社したとしても

感染経路をすこしでも絞り込むために

お客さんを訪問することも、会社に呼ぶことも禁止。

社内の違う拠点への出張も禁止。

話し合いは全部テレビ電話会議です。

それどころか

同じ拠点の敷地内でも、働く棟が違う人との接触は原則禁止で、

数分歩けば行ける棟にいる人とも、テレビ電話で会議です。

 

でもでも、

この半年

この働き方で十分こと足りることがわかってきました。

当然、現在アメリカに赴任している人とも、

時間さえ合わせれば会議も余裕です。

 

 

 

一方で

アメリカはご存じの通りとんでもなくコロナが流行してしまい

じっきょーが行く予定の事務所も、もう半年前からずっとテレワーク。ずっと自宅です。

今アメリカにいる人たちは、その人たちどうし、アメリカの自宅どうしで

テレビ電話会議。

当然お客さんともテレビ電話会議。

 

前任者がもう就労ビザの期限なので、帰ってくるので、それは仕方ないので、

じっきょーが代わりにいくのですが

じっきょーは行ってもアメリカのアパートからテレワークです。

 

 

 

 

どうですかねこれ。

行く意味あるんかね?と思いませんか。

 

日本で昼夜逆転の生活さえ受け入れれば、テレワークでよくない?と。

 

 

 

 

当然、半年前までは行く意味がありました。

しかし、この半年で世の中が変わってしまい、テレワークが成立してしまいました。

顧客訪問も、電話会議で大丈夫だということがわかってきてしまいました。

そうなった今、

果たして

もともと行きたくもないアメリカへ

両親の心配も振り切って

日本での生活も手放して

日本各地をまわるのも一旦休止して

彼女も日本において

アメリカに行く意味があるのかなと。

 

もちろん、意味なくはない、とか経験にはなる、とかあると思いますが

本来はそうではなくて

「こういう意味があって、任務があって、行く」

というのが行く意味だと思いますので

なんかぼやぼやーっとぼやけてきてしまいました。

 

このままだと、昼夜逆転しないために、時差を埋めるために、

アメリカに行くという何とも微妙な意義になってしまいます。

 

 

 

 

ということで、

9月24日に持たれた部長や課長、アメリカにいる前任者との電話会議で、

本来の議題は

これからの赴任のスケジュール確認だったのですが、

あえて、

行く意味あるんですかねとぶち込んでみました。

 

 

 

出てきた答えは

時差が埋められる(昼夜逆転を受け入れれば日本でもいいのでは。。)

たまにあるアメリカの展示会に行ける(そんなの出張でよいのでは。。)

アメリカに技術拠点あるんですか?とお客さんに聞かれたとき、ありますと言える(それをよく聞かれたのは昔の話)

お客さんからたまに何か品物を受け取ったとき、日本に送らない分、2~3日早く確認できる。(たまになのにその2~3日を短縮するためにアメリカに住むのか)

 

()内のようにいろいろ激しく食いついて、

反論してみましたが、

結局いまのところたいした意義はなさそうでした。

 

 

 

 

ということで
じっきょーがアメリカにしばらくいて、

「テレワークだけで仕事は成立するし、アメリカに住んでる意味あんまない」という事であれば
その時点で日本に帰るとか

正直、そういうのも検討される可能性があるかもしれない、という事になりました。

 


 

べつに何が何でもアメリカ在住を拒否したいというわけではなくて

行く意味があるのかというところに

会社としてきちんとした意味を持っているのか

というのを確認したかったのですが

素直に意味ない可能性もあると言ってくれたので

ちょっと納得しました。

何としてでも早く帰ってきたい、というわけでもありませんが

意味なさそうなら意味なさそうっすよってきちんと言える赴任者になりたいと思います。

 

もしかしたら

日本からのテレワークじゃどうしてもダメなんだという意味が

アメリカに渡ってから見つかるかもしれないですね。

そんな発見ができたら、それはそれで楽しいのかもしれません。

 

 

 

 

今回は

このテレワークが主流となりつつある時代に

果たしてわざわざ赴任する意味があるのか

について考えたという日記でした。

 

 

 

一発目から長々と書いてしまいましたが、読んでくださった方、チラ見してくださった方、ありがとうございます。

 

 

次からは

準備しなきゃいけないこととか

アパート探しとか

書いていってみたいと思います。

 

 

第1回じっきょーあめりかへゆくでした。

 

 

 

じっきょー