7/9 2年生に読み聞かせ。 |     タロットはなうた

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昨日は2年生に読み聞かせしてきました。

いつも学校の図書館に集合して、子ども達が「○年○組です。お願いします。」って呼びにくるのですが、昨日は私の苗字で「○○さんお願いします。」って呼ばれたのでびっくりしました。
どうやら今年の(読み聞かせグループ)代表さんは、あらかじめ先生に今年の担当表を渡してくれていて、担任の先生は「今日はなんていう名前の人が自分のクラスに読み聞かせに来る」とわかっていらっしゃるようです。
それで担当の子ども達に教えてくださったのですね。

私の苗字は耳なじみのあるものではないので 子ども達はきっと呼びにくるまで一生懸命心の中で繰り返しながら来たことでしょう。
そう思うときゅんとします(笑)

初めに読んだのは『しりとりのだいすきなおうさま』の大型本です。
いつも私が読ませていただいている 同じく読み聞かせボランティアをされている方のブログで紹介されていた絵本です。


しりとりが大好きで なんでもしりとりの順に並んでいないと気が済まない王様。
食べるものもそれは同じで 家来たちを困らせます。
そして、家来たちの仕返し・・・。

大型絵本は大勢への読み聞かせに向いています。
並んだ絵を一つずつしりとりになっていることを気づかせるように読んで行くと 子ども達も頭の中でしりとりを楽しめそうです。5分くらい。
あっけなく終わるように感じますが、それくらいの長さの方が低学年にはいいかもしれません。
2年生のクラスで読んだらとても良い反応をみせてくれました。


このクラスの子ども達はとても素直。まっすぐな反応で楽しんでくれました。

2冊目は、これまでも何度も読んだ『もくもくやかん』です。


短くて楽しい!
子ども達はかがくいさんの絵に引き込まれます。

坦々としてひょうきんなキャラクター達。
少ない言葉で子ども達を魅了するかがくいさんはすごいですね。
3分くらい。

この絵本は、夏に読んでも雨の時期に読んでもいいかなぁ?
とにかく絵が楽しくて 最近職場の3年生に読んだ時もとてもウケが良かったです。
昨日の読み聞かせでも ちょっとした小ネタみたいなものに気づいた子ども達が笑いながら見ていました。

3冊目も何度も読んでいる絵本『ぞうくんのあめふりさんぽ』です。


簡単なお話、わかりやすい絵。
単純明快な絵本です。
でも なんだか滑稽でおもしろい。
雰囲気と間を大切に読みたい絵本。

中学年の子も喜びます。
雨の日に ほんわかした気分になれる絵本です。

2分半くらい。

この絵本を出した時、半分くらいの子ども達が「知ってる~。見たことある~。」って言いました。
が、読み始めてみると皆初めて見た時のような反応(笑)
もしかすると見たことあったのは『ぞうくんのさんぽ』の方だったのかな?

前の2冊ですっかり雰囲気がほぐれていたので この絵本もまっすぐに楽しんでくれました。
この絵本は、雨の日でも楽しいって気分にさせてくれる幸せな気分で終わる絵本なので好きです。

読み終わって教室から出る時、担任の先生が「楽しかったです。」とおっしゃってくださいました。
私も子ども達の反応が豊かでとても楽しく読むことが出来ました。なのでそうお伝えしました。
こういう時は 幸せを感じるひとときです。

読み聞かせを始めてから8年目。
もしかしたら、昨日がこの学校での最後の読み聞かせになるかもしれません。
最後の日がいい思い出になって良かったです。