こんにちは、アオサギです。
今朝、夢を見ました。
別れた夫の夢です。
離婚直後は、よく見ました。
最近、出てこないな。
このまま出てこなければいいのに、と思っていた矢先でした。
数ヶ月ぶりの登場です。
先週土曜日の講座の会場は横浜でした。
帰り道、乗り換え駅のホームのベンチに座って、
隣のベンチに目をやると。
ぞっとしました。
こんな所にいるはずがないと思いながら、思わず二度見しました。
横顔がそっくりだったのです、元夫に。
そっくりな人を見かけたから、夢を見たのかもしれません。
夢に出てきた彼は、私が知っている彼より若くて、
優しそうな感じでした。
私は買い物に出た街で、彼の好きなワインを買っていました。
ワインを買って行ったら、彼の機嫌がよくなるだろうと思ったのです。
夢の中でも彼の顔色を伺い、機嫌を取ろうとしていました。
夢見はとても悪かったです。
目が覚めると、理由もなく泣いていました。
どうして、私がこんな目に遭うの。
なぜ私なの?
まるで、犯罪に巻き込まれた被害者のような気持ちでした。
このブログは、モラハラ被害によって失ったありのままの私を
取り戻すために書いています。
でも、先日の講座を受けて、こう思いました。
ありのままの自分を探すということではなく、
こころの傷を癒すため、回復のために書くのだということに。
ありのままの自分がどんな自分なのかは、既に忘れてしまっています。
結婚前の私ってどんな人だったのか、思い出せません。
だから、ありのままの私でなくてもいい。
今、ここにいる私が私なのだから、それでいい。
感情に蓋をして、記憶に蓋をして生きている私が、
今、ここにいる私。
7月DV被害者の自助ミーティングに参加しました。
ミーティング室の前に立ったら、こんな感情がやってきました。
初参加で、確かに緊張していました。
どんな人がいるのだろう。
部屋に入ったら、どんな気持ちになるのだろう。
そんなことを考えていたら、ふいに
「私はモラハラの被害者ではないと思いたい。
モラハラなんて、起こらなかったのだ。
私は普通の人で、モラハラなんていうこととはまったく縁のない人生を送ってきたのだ」と思いました。
この考えは、自分を否定します。
回復には至りません。
ですが、モラハラは起こっていないと思いたい自分と、
モラハラによって受けたこころの傷を負った自分と、
折り合いを付けるしかないのです。
元には戻らないでしょう。
傷のない私に戻りたいけど。
奪われたものは返ってきません。
だから、新しい私を構築していくことが大切なのだと思いました。