買い物帰り
荷物を抱えた
片手の腕に
花を差す
家に着き
花瓶に生けて
水を入れ
在るべき場所に飾る時
それまで止まっていたものが
少しずつ動き出し
息を吹き返す
部屋の空気感
鮮やかな花の色
ふんわり届く やさしい香り
息が深くなって
微笑みが顔を出す
生き物
花も 動物も
石も お気に入りのペンも
それ自らが波動を持っていて
私達のそれと沿う時
豊かな流れとストーリーが生まれる
大事なのは
共鳴してるかどうか
ハーモニーを奏でられるかどうか
今日 私と一緒に帰ってきた花たちは
穏やかに
それでいて 伸び伸びと
その佇(たたず)まいを 精一杯表現している
