こんにちはニコニコ
最近暇なので(いつもだけど)
毎日毎日翻訳にあけくれています。
楽しいけどね、翻訳するの。


それはさておき。
先週、こっちで話題の映画を観てきました。
日本ではこの映画について触れたニュースとかあったのかな?
知らないけど←


なんの映画かというと

귀향 (鬼郷)


簡単に言うと、慰安婦の話です。
時代設定は1943年。
慰安婦被害者の話を元に作った映画で
制作に14年もかかったと...

内容も内容なので、これは韓国人とは(いくら友達でも)一緒には観に行けないな、
と一人で観に行って来ました。
いや、一人映画好きなので大体一人なんですけどねニヤリ


内容はまぁ想像通りなんですけど
想像以上の生々しいシーンもたくさん出てきます。

※以下ちょっと過激な写真があるのでご注意※





少女が日本軍に強制連行される様子


慰安婦として奉仕する様子や

虐殺され、焼れる様子






結構リアルに撮ってますね。



去年見た暗殺という反日映画では
日本軍役の人の日本語が余りにも下手くそで
韓国語の字幕を見て日本語を理解するという状況だったのもあり

この映画でも日本語がどんな風に出てくるんだろうと思っていたのですが
在日韓国人の役者の方々が演じていたので
ほとんど違和感なく聞けました。



この귀향(鬼郷)という題名の漢字なのですが
映画のポスターにもあるように
「オンニ、もうお家へ帰ろう」
というキャッチフレーズ?で出ているので
"帰郷" なのかと思っていたのですが

敢えて"帰郷"でなく"鬼郷"にした、と監督がインタビューに答えてました。
『映画が上映されるたびに、一人、一人、魂が帰ってくるんだという思いで撮りました』とな。



2月24日に公開されてからもうそれはそれは人気でして
常に前売り率1位、評価も9以上(評論家以外)


そらまぁ、こういう内容だし、人気だわな。



私は
少女たちの強制連行が本当にあったのか、
虐殺が本当にあったのか、
何が真実なのか調べる気も知りたい気にもならないけれど←

ただ、これが真実なんだ!と謳うこの映画を
何の詳しい知識もなしに観たら
そらまぁ日本って酷い国なんだなと思うのも当たり前だし
私たち大韓民国国民たちはこんな仕打ちを受けてきたのよ、と卑屈になるのも当たり前なわけで。



映画のレビューを見ると
この映画は韓国国民として見なければならない!全世界で上映を!なんてのが沢山ある中に
小学生の息子を連れて観に行ったというお母さんのレビューがあったので
読んでみた。
ら。


『映画を見終わった後
日本にこんな事をされていたんだ!絶対に許せない!と憤慨する息子を見て、とても誇らしくなりました。』



............。



おえっっっゲローゲローゲロー
吐きそっっゲローゲローゲロー




戦争の傷、痛みや悲しみを後世に伝えなければいけないのはもちろんで
何が真実なのか問い続けなければならないのも事実なんだけど
人を、誰かを憎む心というのは受け継ぐ必要がないのでは?と思います。

どうしても韓国は、日本という存在に対しての憎しみの心が先立ってしまいがちで。
(韓国人にとっては当たり前でしょ?なことなんだけども)


これこれこうされたから憎まなきゃいけない、じゃなくて
過去に(いや現在も←)憎んでたからこそ、今現代を生きるあなた達がしなきゃいけない事は何なのか、を伝えてほしい。

この映画を観てもただただ
憎め~憎め~と言ってるとしか思えなくて滝汗滝汗


まぁともかく、映画の内容については詳しく言及できないので(知識がないから)
日本人が観た感想や評価も知りたいなぁ~
特にそういう近代史に詳しい人たちの。


日本で公開されるのかは知らないけど
興味があれば観てみてください。

ただし、観ると一日気分はダークになるのでご注意。笑