なかなかの大作だったので休み休み読んでいたんですが、この連休を利用して一気に読んじゃいました。
主人公は葬儀プロデューサー倉木。そのキャラクターは"どす黒いおくりびと”といった感じ。あんなきれいな世界じゃないという事がリアルに描かれています。
作品全体に流れる暗い雰囲気は晴天のGWにはまるで似つかわしくなかったけど、読んでいてそれほど嫌じゃなかった。
むしろ途中からペースアップしようとあまり深く考えずに読んだのが良かったのか、意外と読み易かったです。
最近の藤沢周の作品では面白さはピカイチでしたね。