映画ネタが続きますが…今日は少し前に観た映画のお話を。
脚本向井康介、監督タナダユキという組合せが気になっていたこの作品、東京での公開から1年以上経ってようやく愛媛でも先月公開になったので観に行って来ました。
さそうあきらの隠れた傑作と言われる短編集を向井&タナダが上手く料理していて、原作の世界観を壊さずに映画としても十分に楽しめる内容になっています。
若手俳優陣も大健闘でしたし。
その中で特に素晴らしかったのがいわゆる二世俳優である柄本時生と安藤サクラ。
柄本明&角替和枝の息子である柄本時生と奥田瑛二&安藤和津の娘である安藤サクラ。どちらも“親の七光り”ではなく、実力でのし上がって来ているイイ役者さんですよね。DNAってスゴイ。
そんでもって主題歌は銀杏BOYZによる「17才」のカバー。
もうあらゆる所が琴線に触れまくりの作品でした。
このスタッフでまたさそう作品を映画化してくれないかな。
以前NHKでドラマ化された「トトの世界」なんか向井が書いたらもっと面白いものになりそうな気がするんですが。主演もぜひ柄本&安藤で。