「カウントダウン」/Cocco
この年はDradon Ash、スガシカオ、SUPERCAR、TRICERATOPS、GRAPEVINE、The brilliant green、ゆず等がデビュー。今思うと豊作ですよね。
でも彼らがブレイクするのは翌年以降。少なくともこの年にはあまり注目されてなかったと思います。
同様にこの年デビューしたのがCocco。彼女も注目されたのは2ndの「強く儚い者たち」からでした。
僕が彼女の存在を初めて知ったのは「カウントダウン」のPVを観た時で、その衝撃といったら…詩の内容が強烈な上に映像での彼女の表情がスゴかった。
このブログ書くのにさっき改めて観ましたが、夢に出て来そうです。
詩にしたって「撃ち殺す」だの「泣き叫ぶ」だの「鼻をへし折って倒して蹴り上げる」だのとても女性のデビュー曲とは思えない単語が並んでいる。
でもそのインパクトに一発でハマり、以来ずっと聴き続けて今に至るんですが、やっぱり活動休止明けの作品は何となく物足りない。あの狂気性はもう望めないのかもしれませんが、もう一度あの感じを味わってみたい気がします。
書きながら思い出しましたが、半年くらい前に友人たちとカラオケに行った時、その内のひとりの奥さん(元バンドのヴォーカルで歌唱力バツグン)がCoccoが好きだと言うので、「何か歌って」とリクエストしたら、この歌を歌ってくれました。
その歌の上手さにみんなで盛り上がっていたのに、旦那だけはドン引き。
この歌はものすごく簡単に言うと「浮気しやがってこの野郎。戻って来て土下座して謝らないと撃ち殺すぞ。」という歌なので、コイツもしや浮気でもしたか?とみんなで噂してました。
その後離婚やら別居やらという話は聞かないので、大丈夫だとは思うんですが、恋人に目の前でこれを歌われるのはちょっとイヤだなぁ。