平成9年(1997年) | MASK DE 50

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「カウントダウン」/Cocco



この年はDradon Ash、スガシカオ、SUPERCAR、TRICERATOPS、GRAPEVINE、The brilliant green、ゆず等がデビュー。今思うと豊作ですよね。


でも彼らがブレイクするのは翌年以降。少なくともこの年にはあまり注目されてなかったと思います。


同様にこの年デビューしたのがCocco。彼女も注目されたのは2ndの「強く儚い者たち」からでした。



僕が彼女の存在を初めて知ったのは「カウントダウン」のPVを観た時で、その衝撃といったら…詩の内容が強烈な上に映像での彼女の表情がスゴかった。


このブログ書くのにさっき改めて観ましたが、夢に出て来そうです。


詩にしたって「撃ち殺す」だの「泣き叫ぶ」だの「鼻をへし折って倒して蹴り上げる」だのとても女性のデビュー曲とは思えない単語が並んでいる。


でもそのインパクトに一発でハマり、以来ずっと聴き続けて今に至るんですが、やっぱり活動休止明けの作品は何となく物足りない。あの狂気性はもう望めないのかもしれませんが、もう一度あの感じを味わってみたい気がします。



書きながら思い出しましたが、半年くらい前に友人たちとカラオケに行った時、その内のひとりの奥さん(元バンドのヴォーカルで歌唱力バツグン)がCoccoが好きだと言うので、「何か歌って」とリクエストしたら、この歌を歌ってくれました。


その歌の上手さにみんなで盛り上がっていたのに、旦那だけはドン引き。


この歌はものすごく簡単に言うと「浮気しやがってこの野郎。戻って来て土下座して謝らないと撃ち殺すぞ。」という歌なので、コイツもしや浮気でもしたか?とみんなで噂してました。


その後離婚やら別居やらという話は聞かないので、大丈夫だとは思うんですが、恋人に目の前でこれを歌われるのはちょっとイヤだなぁ。



カウントダウン/Cocco