先日のことです。
「子供たちとディズニーに行った話も完結したし、次のブログは何書こうかな?最近子供たちと何かあったっけ?」
と、ほんの軽い気持ちでユカちゃんに聞いてみました。

するとそれを聞いたユカちゃんは鬼の形相になり、
「あぁ〜〜ん!何言うとんじゃワレ!!ディズニー行ってから何日経っとる思うとるんじゃ!!その間に子供たちと色々あったじゃろ!!それ思い出して書けばいいじゃろがい!!」

と私の胸ぐらを掴みながら怒り狂い、さらに私を前後に揺さぶりながら、
「どうじゃ!!これで色々思い出してきたじゃろ!!ホレ!ホレ!!こうやって頭揺すったら記憶が蘇るじゃろ!!」
と私を責めたてます。

私はあまりの恐怖に頭が真っ白になってしまいアタフタするばかり。

すると鬼は、
「おぉ〜〜〜ん?なんじゃワレ!?これだけしてやったのに何も思い出せない言うんじゃないじゃろなぁ!?
ワシが腹ぁ痛めて産んだ、カワイイカワイイ子供との思い出を一つも思い出せないんか!?おう!どうなんじゃい!?」
と激詰め。
「いえ!決してそのようなことは…」
と言い訳をしてみようとしても、
「じゃかあしい!!何言い訳しようとしとんじゃ!!小癪なマネしくさんなよワレ!!」
と私の言葉は遮られ、言い訳するスキもありません。

その後、しばらく罵られた後、鬼は不意に落ち着いたトーンで、
「で、どうするんじゃワレ……」
と問いかけてきます。(以後会話)
「……え?……どうするというと?…」
「このままじゃイカンじゃろ。」
「え?…あの…どういう意味ですか?」
「このままじゃイカンじゃろ言うとんじゃ!!」
「は、はいっ!!」
「そうやのぅ。ワレは自分の子供との思い出1つ思い出せんで…そんでそのこと棚に上げて、何食わぬ顔で嫁に相談するてぇ……なぁ……それじゃいかんじゃろ…」
「…はい……おっしゃる通りです。」
「で、どうするんじゃワレ?」
「はい………あの……これからは子供との思い出をしっかりと…胸に刻もうと…」
「そんなことは当たり前じゃろコラボケカスー!!」
「!!!」
「ワシが言うとんのは、今回オドレのせいでワシの貴重な時間を使わせた、そのオトシマエをどうするんじゃってって言うとんじゃ!!」
「……イヤ……でも……オトシマエって言われましても……」
「スタバじゃ!!」
「スタバのソイラテじゃな!!しゃーないそれで手打ちにしちゃろ!!どうじゃ?悪い話じゃないじゃろ?」
「……イヤ…でも…ちょっと聞いただけでスタバっていうのはちょっと……」
「おうコラ!!なんじゃワレ!!こっちがスタバで手打ちにしちゃる言うとんのに、まだゴチャゴチャ言うつもりなんか!?」
「スイマセン!!分かりました!!スタバのソイラテご用意させていただきます!!」
「ベンティーじゃ!!」
「え?」
「ワレがゴチャゴチャ言うた詫びじゃ!ベンティー用意せぇ!!」
「えぇぇぇ…ベンティーですか?……」
「なんじゃワレ!!まだ学習せんと文句たれようしとるんか!?そしたらシュガードーナツも追加じゃなぁ!!」
「ス、スイマセン!!ご用意させていただきます!!ソイラテベンティーにシュガードーナツ早急にご用意させていただきます!!」
「ほうか。わかりゃーええんじゃ。
でなぁ。ソイラテとシュガードーナツじゃがなぁ。それは早急じゃなくてええ。そんかわりワシが用意せぇ言うたらすぐに用意せえ!分かったか!!」
「はい!!!」
こうしてユカちゃんの逆鱗に触れた結果、ソイラテ(ベンティー)とシュガードーナツを用意する約束をさせられてしまいました。
何気ない会話も楽しかったカップル時代……
それから時は経ち…夫婦になり……今度は何気ない会話で鬼に変貌……
お供え物で怒りを鎮める日々……

でもいいんです。これがきっと正しい夫婦の在り方ですから……あは…あはははは……あははははは………
といえことで!今日もユカちゃんの逆鱗に触れないように頑張ります!!
終わり!