こんにちは。まぁさんです。




1月3日。



ついにこの日がやってきました。


思い出迷子。






思い出浮遊霊




彼ら(私の過去)を救い出すための1日の始まりです。



私は早めに会場入りし、テーブルを1つ借り準備をします。




「中学生のころ一番ラヴだった人の名前を書いて箱に入れてね。」

そう書いたこの紙をテーブルの中央に置き、両サイドに投票箱。
投票箱の手前にはメモ帳とペンを数本用意。


後はみんなに投票してもらうだけです。






受付時間になり続々と人がやってきて、投票箱の前で友達とアレコレと盛り上がりながら書いています。



……これは嫌な予感がします………



欲しいのはリアルな一票です。

友達と一緒に書くことで、昔のこととはいえ恥ずかしさが出てしまい、本当の名前を書かなくなってしまう可能性があるのです。


「でもまぁ25年前の話だし、大丈夫だよね。」


と、その場では自分に言い聞かせたものの、


やはり開票結果は散々なものでした。




開票結果は、


鶴田(学校1面白い顔の男)

ツルタ(福笑い上手くいったときぐらいのクオリティの顔)

つるた(なんだその顔は!って言われて体育教師に殴られるぐらいの顔)


やけに鶴田が多いんです!それもあきらかな男の字。


その次に多かったのが安藤マサオ。(あだ名はモアイです。)

その他にも名前が書いてあるやつはモテてるとは程遠い奴らばかり…


しかも総勢120名に対して45の投票数……


これはマズイ…


今回のこの投票は表向きはといえ余興です。時間を取ってもらっているので、そこでベスト3を発表して盛り上げなければいけないんです。


それなのに1位ツルタ(プライドはなかなか高い男です)は盛り上がらない!

こういうのはリアルだから盛り上がるのです!

ツルタ(神様のいたずら)は駄目なんです!!



かくして私は再度投票を促すべく、各テーブルを回るのでした。


…続く…



追伸、当初の予定では3部作で終わるはずだったのに…なんでてしょう。