あんな一夜もあったかな~的に忘れかけてた頃…



電話がかかってきました



知らない番号は基本的にでないのでほっとくと3回くらいして留守電が入ってた



あ あの…この前お世話になった○○です。突然連絡してごめんなさい。あの日起きたら君が居なかったから………ありがとうも言えず、しかも寝ちゃったみたいで、迷惑かけてたらごめんね。

もし君がよければ、また会いたいんだ。友達から… っあ…



と最後まで用件を入れられないまま切れた。



あの声


この挙動不審さ…



絶対にあいつだ!



私はあのキモい男を思い出しサブイボがたった。



しかし、思い直した私は折り返し連絡を取ろうと思った。


方向次第じゃぁ客になるかもしれないと思ったから(笑)


「もしもし?○○さん?さっき伝言聞いたんだけど。」


「あ あっ途中で切れちゃって…でも連絡くれてありがとう。」


ヤツはこれから始まる究極ドM生活を知るよしもなく嬉しそうだった。


「なんか、また会いたいって言ってたでしょ?それってどういう意味?」


あいつは
「いやぁ、あの日潰れる前までは天国みたいな時間だったのが忘れられなくて… また君さえよければ、また会いたいって思ってるんだ」


と……


こいつは友達として会いたいのかヌク相手として会いたいのか微妙に言葉を濁した事にイラッとした私は



「だからさぁこの前ってお金が発生してるでしょ?それだったらパパになるって事?ただ会うだけとかやってないし、そんなんなら時間の無駄だからさぁ」


と言ってやった!



これでしっぽを丸めて退散するようならどっちにしても先は続かないからいらない。



でもそうじゃない場合はドMとしての素質はかなりあるし、この先も言葉と私の態度でどうとでもなるから、ちょっと賭けに出てみた。





「・… パパでも会えるならいいです……」



このドモリ具合がかなりイラッとくるけど、向こうからお願いされてる感じだしと思った私は



「ふ長音記号2ん。でも頻繁には会えないし、月○○○万円位ならいいけど。」




と話した。



「○○○万円??そんなに必要?何が借金でもあるの?」


「ないけど。イヤならいいよ。」


「あっ わかったよぉ。じゃぁ僕はどうしたらいいの?」


と言ったアイツに振込先を教えた。


「じゃぁコノ電話切ったら今月のお金入れてね。先払いだから。」



と電話を切った。






果たしてこの人は何処まで私の言いなりになるんだろうか…




今は外では一切会わず、店に呼びもちろん何にもしない(笑)


店に呼んでも貸し切りで外出。
ご飯食べてバイバイの繰り返し



こんな変なパパは周に3回はご来店です(笑)





もちろんフリーのお客さんやお店でつかまえた指名のお客さんにはこんな扱いはしません



あくまでもキモヲタパパにだけ。