ドイツ旅行記ばかりの日記でしたが、たまには他のことでも。
とはいってもパンピーな主婦の日常っぽいですが。
昨日の晴天からうって変わって、今日は生憎の雪。
未明から降り始めたのであろう雪は、朝にはすっかりつもり、一夜にして外は雪景色に変わっておりました。
そんなおり、本日体験してきたのはなんと・・・
ソーセージ作り!
べ、別に・・・ドイツにかぶれて思い立ったわけじゃないんだからね!(←本当)
正確には、スモークソーセージを作ったんだけどな。
ってか、すて奥っぽくね?オレペっぽくね?
これだけ聞くと、私も一般主婦的カテゴライズに分類されてる感が否めないんだが。
ともすれば、この頃このブログはそういう様相を帯びてきているので。否定はしないが。
それはそれで嬉しいけど、本質は主婦友的奥様ではないのが残念なところ。
今回は、友人に誘われて、山の麓にあるレストランで開催しているという燻製教室(初級)を体験してきたのです。
地元だというのに、まだまだ行ったことのない店ってのは意外とあるもんだなぁ。
そこはログハウス風のこじんまりした建物で、ご家族で経営されているらしい。とっても温かみのあるかわいいお店でした。
教室は店の奥のほうでやってるらしく、不審人物よろしくきょろきょろ辺りを見回しながら、案内してくれる奥様の後をついて行く。
大きなテーブルを二つくっつけて、総勢10名で講習を受けることとなりました。
教えてくれるのはオーナーのおじ(ぃ)ちゃんで、とても気さくで優しいお方。いい意味でざっくりしていて、とても好感が持てる。
みんなが集まったところでなんとなーく教室がスタート。
オーナーが常連さんの方々に材料の計量をお願いしたりして、みんなで和気藹々と準備をしていく。
当然私は所見の方たちばかりだったが、みんな優しくて気さくな受講者ばかりだった。
さて、手順としては・・・
1.ボウルにソーセージの中身(ひき肉、ハーブなど)を全て入れて、へらでさくさく混ぜ、半分をフードプロセッサーにかける。それをまたフードプロセッサーにかけてないボウルに戻し、しっかり混ぜる。
これが混ぜる前の状態。ひき肉をはじめ、いろいろな材料が投入されております。
この混ぜるのが、意外と力が要る。
今回作ったのはハーブがいろいろ混ざった白ソーセージ。
ドイツで食べた白ソーセージって、これのことなんだろうか。
ちなみに半分だけフードプロセッサーにかけないのは、あらびき感を出すためなんだそう。
2.腸詰器に腸を装着し、1をムラのないようにひたすら詰める。初めと終わりはたこ紐でしっかり結ぶ。時折針で空気穴を空ける。
この手は私ではありません。オーナーが腸詰をしてるところ。
これが難しい!そして力が要る。
オーナーに見本を見せてもらってやってみるんだけど、見るのとやるのじゃ大違い。私の場合、気を抜くと詰めすぎ状態になって、腸が破れないかヒヤヒヤ。
まぁでも、腸はそんなに破けることはないんだとか。
3.腸詰を適当な長さで捻って、分けていく。
ゆでる前、燻す前の私のソーセージちゃん♪
これ、バルーンアートに似てると思う。私は全てオーナーにやってもらったが、見ていても、千切れやしないかと気が気じゃない。
まぁでも、腸はそんなに・・・(以下略)。
4.ソーセージをボイルし、燻す。
一緒にチーズも燻してもらいました。
この手順は全てオーナーがやってくれたので、私達は自分のソーセージたちが燻製室に入室する様を見守った。
こんな手順で1日燻製ソーセージ作りに明け暮れました。
ていうか、オーナー曰く、
「今日は初級だけど、実はソーセージが一番難しい」
そうで。
やっぱそうだよね、難しいよね!
お昼はそこのレストランのメニューから選ぶことができ、私は生ハムとバジルのパスタを戴きました。
うんまかった~vvv
ハーブの香りが濃厚で、生ハムも塩加減が絶妙で激ウマ。
その後、各々談話しながら、燻すこと2時間。
ようやくスモークソーセージが完成しました。
立派に燻製されました♪
一緒にオーナーが燻していたスモークチーズもお土産でお持ち帰りさせて戴きました。
そしてちょっとしたサプライズ。
教室で作ったソーセージとは別に、常連さん(みんなプロ並み)がいろいろスモークする素材を持ち込んでおり一緒に燻していたんだが、なんとそれを振舞っていただけることに!
スモークチキンやスモークサーモン、燻製卵、沢山ご相伴に預かることができました。
作り手や素材によって味は変わるんだけど、みんな美味で感動~。塩加減とか絶対難しそうだよなぁ。
チーズも食しましたが、本当にスモークのいい香りがチーズ全体に染み渡っていて、濃厚かつ香ばしい!
これを食べると、通常売られているスモークチーズは食べる気がしないかも。
帰りにオーナーに生のローリエの葉を枝から戴き、大満足の燻製教室となりました。
私の力作っ☆andオーナーのお土産☆
帰宅途中にしっかりドイツワインを購入。
うーん、でもスモークだったらビールでも良かったかもしれんなぁ。
ソーセージは、しっかり味とハーブの香りがついた申し分ないものでした。
酒も進む進む。うーまーいー!
ちなみに量は一度に1本で十分でした。めっさ腹にたまります。
そのうちこの燻製教室、中級も機会があったら受けたいなぁ。