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4歳長女がターナーと分かるまでを振り返りながら綴っています。

19時更新ひらめき

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気持ちの変化

 

前回の続きです。

 

近くの小児科で『大きな病院へ紹介状を書きます』と言われてから、少し落ち込んだ日々を過ごしました。

 

 

母親劣等生。

 

 

そんな言葉が頭にこびりついて離れなかったのです。

 

 

もし私じゃない別の人がこの子を育てていたら、全部すんなり進んだんじゃないか?

 

何につまづくこともない、ごく普通の子育てになっていたんじゃないだろうか?

 

 

同時期に何人かの友人たちが妊娠、出産をしていたので長女と同い年の赤ちゃんたちが順調に大きくなっていく姿を見ては、そう感じていました。

 

 

 

看護師さんのアドバイス



だけどひとしきり落ち込んだ後、思い出した言葉がありました。

 

 

それは出産した参院で母乳育児の相談をしていた時のことです。

 

 

授乳を泣いて嫌がる娘の様子に看護師さんたちも『あらあら…』となっていた時、私は無力感でうっかり一筋涙を流してしまいました。

 

 

その様子を見ていた別の看護師さんが、事態が落ち着いてから話してくれた言葉があります。

 

 

『私たちはこうしたら?と色々アドバイスはできるけど、それがその子に合っているかどうかを見極められるのはママだけだよ』

 

 

その言葉に一瞬ドキリとして…


だけど背中を押されているような、不思議な暖かさを感じました。

 

 

確かに私は何を試しても上手くいかなくて、ちょっと逃げ腰になっていたのかもしれない。

 

誰かが何か名案を与えて助けてくれると期待しすぎていたのかもしれない。

 

 

この言葉をもらった時、不思議と背筋がシャンと伸びる感じがしました。



長女のためにも私がちゃんとしないとあんぐり


落ち込んでいる場合じゃない!


長女のために大きな病院に行くのが必要なら、それにちゃんと向き合わないと!!


これはこの子に必要なことなんだ!!




そう腹を括りました。



続く。