星野道夫さんの命日 | 橋渡し姫  〜人と人、心と身体、身体の知恵の昔と今をつなぐ〜

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生まれた日が1111で橋渡しの日。昔の身体の知恵を今に伝えたい、昔のことを掘り起こすことも、昔と今の橋渡し。昔ながらのお産、排泄(おむつなし育児)、縁側子育て、月経、着物を通じて、身体に向き合い豊かな暮らしを提案します。

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昔から伝わる、女性の身体性と暮らしの知恵を橋渡し、豊かな暮らし伝えるスペシャリストとして、活動中の竹田祐子です。

 

 

今日8月8日・・

この日は、写真家 星野道夫さんの命日です。

星野さんは、1996年(平成8年)にロシアで熊に襲われてなくなりました。

 

私が星野さんを知ったのは、亡くなられた後・・。

1996年(平成8年)の秋に、長野小淵沢に小旅行に行った時のこと。

そこに、小さな絵本の美術館があり、入りました。

 

その美術館の片隅に、「8月8日に星野道夫さんが亡くなられました」と、

星野さんのスペースが作られてあり、写真絵本、写真集、エッセイ集、絵葉書が

並べられていました。

 

その頃は、写真に興味がなかったので、その時の動物の写真が、素敵だな〜と思ったくらいと、

この人、平成8年8月8日のゾロ目の日に亡くなったんだ・・・と。

 

自分がゾロ目の誕生日なので、ゾロ目にすぐ反応してしまうのですが、

ゾロ目が揃うのには、意味があるっと、思ってたりしてます。思い込みだけど。

 

それから、しばらく星野さんのことは忘れていたのですが、

 

 

その後に「地球交響曲第三番」の出演者が、星野道夫さんと、聞いた。

 

「地球交響曲第二番」を観て、自分の人生観が変わったくらいの衝撃を受けた私は、

第三番を楽しみに待っていたので、つながった瞬間に鳥肌だった。

 

その後に、星野さんの著書をむさぼるように読んだ。

その時の自分に欲しい言葉があふれていた。

 

今でも大好きな言葉であり、ガイアシンフォニーファンなら、知ってる言葉がある。

Life is what happens to you while you are making other plans.
(人生とは、何かを計画している時に起きてしまう別の出来事)

「イニュニック [生命] ― アラスカの原野を旅する ―」(星野道夫著)の中にある

シリア・ハンターの言葉

 


地球交響曲第三番は、「故 星野道夫に捧ぐ」から始まる。

 

 

 

襲われた撮影の後に、映画の撮影をするようになっていたが、生前の撮影はできず、

アラスカでの彼の生きた様を追い、彼と魂を分かち合った人々に出会い撮影されたというのは、有名な話。

 

“死”は終わりではない、生き続ける者の“生”を激励し母なる星地球(ガイア)の大いなる生命に生かされていることへの感謝と喜びを呼び覚ましてくれる(龍村仁監督)

 

第三番を観たのは、1997年・・・もう20年前。

初めて観た時は、ずっと泣いて、冷静に観れなかったことを思い出す。

それから、自主上映もし、何十回観たであろう・・今もあせることない映画。

 

星野さんの足跡を知りたく、アラスカにも一度行った。

壮大で、優雅で、Gaiaに守られた大切な大切な時間だった。

 

 

初めて観た20代、わからなかったことが、今の私ならまたわかるのではないかと思う。20年経った今、また“死“について、改めて考えている自分がいる。

 

星野さんの本、読み返してみよう・・。

 

 

久留米美術館で、「没後20年 特別展 星野道夫の旅」が会期中らしい。

行きたい・・・