浄瑠璃「不知火」座ー石牟礼道子劇場 | 橋渡し姫  〜人と人、心と身体、身体の知恵の昔と今をつなぐ〜

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生まれた日が1111で橋渡しの日。昔の身体の知恵を今に伝えたい、昔のことを掘り起こすことも、昔と今の橋渡し。昔ながらのお産、排泄(おむつなし育児)、縁側子育て、月経、着物を通じて、身体に向き合い豊かな暮らしを提案します。

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昔から伝わる、女性の身体性と暮らしの知恵を橋渡し、豊かな暮らし伝えるスペシャリストとして、活動中の竹田祐子です。

 

石牟礼道子卒寿記念 石牟礼道子ー詩の言魂と劇世界ー

浄瑠璃「不知火」座ー石牟礼道子劇場 熊本公演

 

観てきました。

石牟礼道子さんの卒寿を記念して、石牟礼さんの誕生日である3月11日に東京で行われたイベントで公演されてました。

行きたいと思っていたら、熊本でも公演されると聞き、楽しみに行きました。

石牟礼道子作品を、いくつも構成・演出されているアトリエ花習の笠井賢一さんの作品。

 

石牟礼道子作『西南役伝説』の「六道御前」を浄瑠璃を金子あいさんの、

一人芝居で演じられました。

 

 

 

はじめに演出された笠井賢一さんが、「石牟礼さんが紡ぎ出す文章・物語は、音楽と祈り」と話され・・

 

石牟礼さんの文章の美しさは、素晴らしいと思いながら、読んでいたけど、

芝居になると、更に情景が浮かび上がってくる。

ひとりで読んでる時よりも、言葉のもつ凄さが増してくる。

 

読む人、観る人を一瞬にして、魂を虜にする・・・そこに石牟礼さんの祈りが入ってるから、心を揺さぶられるのだろうとつくづく思う。

 

このような言葉を、きちんと読んでいかなくてはいけない、勉強しなければと思う。

 

この日は、着物を着ていきました。

最近、着ることが少なかったので、久しぶりに着ることの心地よいこと。

着物は、やはり着てたいな〜。

 

普段、同居していた父方の祖母が遺した着物がたくさんあるので、着ることが多いのですが・・・

今日は、唯一あると言っていいくらいの、母方の祖母の着物を着ました。

両祖母の着物を着れることを感謝だと、いつも思う・・。

 

この着物、前に着ようとした時は、地味でやめたのですが、そろそろ似合う年齢になってきたのかな。