海を渡ってようこそいらっしゃいました～
２つの優勝旗
展示された優勝旗を一目見ようと
博物館は大賑わい
もちろん私もその一人、結葉です、こんばんは
甲子園を夢見て、
この優勝旗を手にしたくて、
この夏、たくさんの球児たちが汗と涙を流していたんですよね。
（この映像、見てるだけでうるうる
しちゃう私です。）今年、私の住む沖縄では
「美ら島総体」「甲子園優勝」ととにかく高校生が熱かった
ところで皆さんは、
部活の最後の大会って覚えていますか
私は、今でもはっきり覚えています。
多分、一生忘れないかも。
最後の大会、私はメンバー入りすることが出来なかったんです。
まさかまさかのギャラリーからの応援。
一つでも多く勝ちたい。
みんなと少しでも長く一緒にいたい。
という気持ちと、
もう、嫌だ・・・
負けて欲しい。
という気持ち。
インターハイのメンバー発表が終わってからの私は、
ただただ自分自身と闘っていました。
勝利に向ってみんなが一生懸命頑張っている中、
時々「負けて欲しい」という気持ちが
顔を出す自分のことが本当に許せなくて、
汚い人間に思えてきて・・・、
だけど、この気持ちをどうすることも出来なくて、
そんな自分がとにかく大嫌いでした。
でも、きっと・・・
あの時の経験が今の私を作っているはず。
これからの私を支える柱となるはず。
今はそう思います。
出来ない人の気持ちを
いつも考えられる人間になりたい。
陰で頑張っている人の存在に
気付ける人間になりたい。
私が心がけていること。
そして、
これから先、もしも私が
人に何かを「教える」という立場になる日が来るのなら
これだけは譲れないな、と思うことです
高校時代の部活は、
正直思い出すにはまだきついことも多いのですが、
私の力となり、
いつの日かそれを実感出来る日が来ますように・・・。
そして、この夏、
悔し涙を流す結果になった人も、
笑顔で終わることが出来た人も、
みんな、みんな、それぞれが感じたものを大事にして欲しい
人生まだまだこれから。
頑張った高校生たちに
もし、私が何か伝えるとしたらそんなことかな・・・。
な～んて２つの優勝旗を眺めながら考えた結葉なのです