あなたを癒す影 | 結葉のブログ

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結葉の心を素直に表現させて下さい♪

こんばんは、結葉ですクローバー

今日は私が最近出逢った一冊の本から

一篇の詩を紹介します。



きみの影は きみのものでありながら

きみ自身を 

その影でゆっくり休ませることは出来なかった。


けれど、きみは立ち止まり、背に陽を受け、自分の影で

太陽にカンカンに照らされつづける雑草を

心ゆくまで休ませることが出来た。


背に陽を受けながら、

きみは愛について考えた。


きみはりんごの絵を描く。

なかなか本物のようには見えない。

きみはそのりんごに影をつけた。

描いたりんごが本物のようにみえた。


きみの心にも影があった、

きみには、自分の心が本物の心のように見えた。

この心の影で、

誰かをこころゆくまで休ませることができるかもしれない。

きみの心の影から相手を思いやる気持ちが、

生まれた瞬間だった。


『やわらかなまっすぐ』藤川幸之助



心に優しくすっと染み込んできた詩でした。



私の影で一休みする誰かがいて、

あなたの影が、私の心安らぐ場所となる。



かげ、影、陰・・・。

暗くて見えない部分にこそ、

人を本当に癒し、笑顔させ、元気を取り戻させる力

ってあるんだろな・・・。



大人になるにつれ、

そんなことを感じるようになりました。

そして、最近の私は特に

そう思うようになりました。


傷ついた誰かが気軽に休んでいけるような

いつでもあなたを包み込んであげられるような、


優しい影を持った人間でいられたら

とてもとても幸せではないか、

そう思った結葉なのです好







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