こんにちは結葉です
昨日あるニュースを見てからずっと考えていることがあります
それは村上春樹さんのスピーチです
最近は中川財務大臣のことで騒ぎすぎていましたが、
こんなに素晴らしいニュースがあったんですね!
(昨日の朝知りましたよ・・・)作家の村上春樹さんがイスラエル最高の文学賞、
エルサレム賞を受賞しました。
しかしイスラエルの賞を受賞し、イスラエルに行くということは
ガサ侵攻を支持することになるのではないか、
ボイコットするべきだ!との声が多くあったそうです。
しかし、村上さんはイスラエルを訪れ、
授賞式でこうスピーチしています。
「小説家は自分の目で見るか、
自分の手で触れていないことを信じることが出来ません。
ぼくは見ることを選びました。
何も言わないことよりも、話すことを選びました。」
そう述べ、こう続けています。
仮に壁が堅く高く、卵が潰えていようと、
たとえどんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていようと、
ぼくは卵の側に立ちます。
そう言って、「壁」と「卵」の比喩を出しながら
イスラエル軍やパレスチナの武装組織を批判したのです。
名指しこそ避けたものの、イスラエルの地で正面から自分の考えをぶつけたのです。
・・・凄く感動しました
国と国や宗教の問題は非常に複雑。
正直、私自身歴史や現状も大まかにしか分かっておらず、
「自分の意見」を語ることすら出来ません
だからそのことについては触れません。
しかし、私が心を打たれたのは村上さんが取った行動です
受賞をボイコットするのではなく、イスラエルの地で自分の意見を述べた。
その事実に感動したんです。
だって、ボイコットするより大変なことですから。
そして村上さんのこの行動は、イスラエルの問題を超えて、
私たちに凄く大切な何かを教えてくれたように思います。
人間関係や仕事、政治等
どんな場面においても
物事を批判したり、現状を嘆く、
それはみ~んなが得意なことです
しかし実際にその物事と正面から向き合い、
行動を起こせる人って少ないかもしれません。
・・・でも本当は決して難しいことではなく、人として当然のことな気がします
全てのことに「正面から」は無理だとしても、
まずはどんなことでもいい。
自分にとって大切なこと、守りたいものはしっかりと守れる大人でありたいですね
何も行動せず、黙っていて状況がよくなるってきっと稀ですからね
う~ん・・・何だか傍観者にはなりたくないなって思う私。
・・・もっと「問題意識」を持った人間になりたい
ブログを始めてから何故かそんな思いが強いです。
もっと色んなこと知りたいな
では、今から少し出るのでまた後でヾ(@^(∞)^@)ノ
よろしければ、