沖縄と言えば・・・
やっぱり青い空・きれいな海
そして、
赤瓦・石垣の伝統的な家
でも、これも・・・私たちの日常・現実です！
爆音をたてて飛び回る飛行機！
そして一面に広がる米軍基地
こんばんは
結葉です
今日は少し、私の疑問や夢を語らせてください！
今日は、大学の講義が市民に解放される公開授業、
シンポジウムが開かれました。
参加してくださったのは、地元の女性新聞記者で
「集団自決」をずっと記事にしてきた方、
「国際関係」や「教育」を専門としている方々など。
今日のテーマ「琉大事件」
簡単に説明しますと、
沖縄の「日本復帰」を訴える運動をした学生達を
琉球大学が退学処分にしたという事件。
そしてそこにはアメリカの圧力があったとされています。
「琉大事件」・・・。正直に言います！
「名前は聞いたことあるけど・・・何」
これが、昨日までの私です！
昨日一夜漬けで、資料を読み込み
今日に備えました
今日のシンポジウム、多くの話が心に残っていますが、その中から一つ。
新聞記者の方がこんなことをおっしゃっていました！
「私たちは『当事者』にならないといけない！
過去を「過去のこと」と切り離して考えてはいけない！」
基地問題って、私自身近くにあって凄く遠いものでした。
「戦争」や「平和」もそうだったかも。
でも数年前、初めての選挙の時、とても怖くなったんです！
誰に投票すればいいか分からない、地元のことを何も知らない、
そんな自分に気付いて。
そこから少し、真剣に考えなければ・・・って気持ちが芽生えたかも。
そして今、授業で戦記をやっていることもあり、
「戦争」「平和」・・・より身近な問題として捉えています。
でも、私・・・おかしいと思うんです！
今日の「琉大事件」にしても、「基地問題」にしても。
こんなに身近なことなのに、知らない人が多いのは何故（もちろん、私も含めて）
知ろうとしない人が悪い！そう言ってしまえば確かにそれまで・・・。
しかし、それで片づけてしまっていいのでしょうか
ちゃんと伝える環境が整っていないのでは
「戦争」「平和」「基地問題」漠然としすぎですよね
自分が生まれ育った地のこと、知りたくてもその方法が分からない！
というか、話が大きすぎて 何が問題で 何に目を向ければいいか分からない！
そういう若者はきっと多いはず！
そこを何とかすべきでは
まだまだ自分自身の未来は分かりませんが、
私は、この沖縄にあった「事実」にしっかりと目を向け、
それを、若い世代に伝えていけたら・・・そう思いはじめています。
（更に欲を言うと・・・「戦争」「平和」に留まらず、「伝統文化」や「文学」も伝えたい
）
遠い歴史としての「過去」ではなく、今の私たちに確実に繋がっているものとして・・・。
こういうことって実際のところ、
どれぐらい教えられたり、語られているのかな
どこまで伝えることが可能なのかな
調べてみたいな～
「たとえ醜くても真実を知りたい、学びたい、そして伝えたい」
去年参加した教科書検定の県民大会。高校生の言葉です
真実を伝えていく為に私は何をすべきなの・・・
何だか今日は色んなことを考えたくて、
シンポジウムの後、嘉手納基地を見にいってきました。
今まで見慣れてしまっていた、飛行機・・・。
何だか今日はその姿が憎くて、泣きそうになりました。。。
「道の駅かでな」・・・嘉手納基地が一望できます！
いつも観光客で溢れていますよ
沖縄にお越しの際は是非