火葬当日。

よりにもよって電車を間違え喪主の私ギリギリの到着。

母は花を用意し、父が入っているか実感がわかない中の見えない袋の上に花をのせてもらった。

父の名前があるだけで写真もない。

哀しみもない。



私と母しかいない。火葬を見送ると休憩所に行った。


昔、親戚が亡くなるとこの休憩室で大勢の人が話したりご飯を食べたりしていたのに、この広い空間で母と二人きりだった。

たわいもない話をして火葬が無事すむ。

骨を骨壷に移す作業を母と行うが、二人しかいないのでこの作業を二人でこなすのか!?と疑問がわくが3回行うと係の人が行ってくれた。

骨が太くて壺に入りきらないからとゴリゴリ砕いたのが衝撃的だった。

全てが終わると車でお墓に直行。

受付の人に伝え、事前に連絡していた石屋がお墓に納骨してくれた。

母とお線香をつけひとまず終わった、、
お墓に名前を刻んでもらわないとと考えながら、トイレで着替えて急いで父の住んでいたマンションに向かった。