またまた日が空いてしまいました。
やっとパソコンでの更新ができるようになったので、今回は最近観た映画のレビューをしたいと思います。
あくまでも個人的な意見ですので、参考までに読んでもらえればなと。
では始めます。
今回は2000年に公開の映画
「スペーストラベラーズ」
知ってる?
もしかしたら知らない人多数なのか。
この映画は、あの有名な「踊る大捜査線」の監督を務めた本広克行監督と踊る大捜査線のスタッフによって作られた作品です。
内容はというと
同じ施設で育った青年3人がある目的のために銀行強盗を実行。
成功するかと見られたが、金庫は中から閉められ、外には大勢の警察とマスコミ。
お金を奪うことも逃げることもできなくなった彼らは、人質となっている個性豊かな一般人と組み凶悪な犯罪グループを演じることを決断。
3人組の1人が好きだったアニメ「スペーストラベラーズ」になぞりながら、計画を実行。
計画を進めていくうちに、犯人と人質という関係にいつしか友情が芽生えてくる・・・
こんな感じです。
へたくそですみません。
ただ、この映画、ほんとに好きなんです。
どうしてこの映画の存在を知ったかというきっかけは覚えてませんが、高校生の頃から好きで、それから数年ごとに観てるんです。
なぜかって?
①犯人の3人組が悪いやつじゃない
銀行強盗をするって時点で悪いやつなんですけど、根は悪くないんです。
だから、人質(のちの仲間)に対して、脅したりはするけど、傷つけたりひどいことは絶対にしない。
元々の計画も、誰も傷つけずに行う予定だったんです。
この優しさが、この物語を左右していると僕は思うんです。
優しくて弱い。
強いけど脆い。
そんな彼らだから、感情移入できるのかなと、僕は思うんですよね。
②奇想天外なストーリー
普通に考えて、人質が犯人の仲間を演じて、そして仲良くなるんて、ありえないじゃないですか。
そこが、映画ならではというか、「この後どうなるの?」とドキドキできる要因なんですよね。
元々はジョビジョバという劇団の舞台が原作のようです。
こういう発想、すごいなー。
③人質が個性豊か
人質が個性豊か過ぎるんです。
結婚を間近に控えている女性銀行員、自分に自信が無く人前に出ることも苦手な男性銀行員、カードの暗証番号を忘れたしがない電気屋の店主、離婚するために口座を解約に来た仲の悪い夫婦、指名手配中に娘に会いきたテロリスト。
この人質たちがこの作品の良さを高めています。
④俳優陣が豪華
3人組に金城武、安藤政信、池内博之。
女性銀行員に深津絵里、男性銀行員に甲本雅裕。
電気屋の店主に武野功雄。
夫婦に筧利夫、鈴木砂羽。
テロリストに渡辺謙。
ね?やばいでしょ?
それ以外にも
大杉連、ガッツ石松、浜田雅功(ダウンタウン)など、今じゃ考えられない布陣になってるんです。
これだけでも、観る価値あるはずです。
⑤踊る大捜査線要素バツグン
僕は元々踊る大捜査線が好きなのですが、そんな方々に必見なのです。
なぜかというと、踊る大捜査線に出ている方達(前述の深津絵里、筧利夫、甲本雅裕)が多いのはもちろんですが、踊るの役のままで出ている方たちもいるです。
あの刑事局長や、あのSATの人や、あのSITの人・・・・
そして踊るで犯人役だったあの人たちまでもが出てるのです。
さらに、音楽も踊るを担当した松本晃彦氏。
半端じゃないです。
この作品は、簡単に言うと銀行内のグループのやりとりと、銀行外の警察・マスコミの場面のみで描かれていきます。
時間の流れも、夕方から翌日の朝にかけての話なので、リアルタイムで進んでいるかのように感じます。
笑う場面もあれば、切なくなる場面もある。
出てくるセリフが、自分に言ってるかのように聞こえる。
なにか、自分を見つめなおしてくれる、そんな映画です。
今自分は何をすべきか、どこにいくべきか、どうするべきか、迷ったとき、一旦止まって、この映画を見てみたらどうでしょうか。
そして、聞かれるのです。
もう一人の自分に。
「あなたは、今、なにをしていますか?」
THE ONE.
