人にはそれぞれ癖があります。


物事を考える時にも、その人の癖が出ます。


例えば、1万円持っているとして、1万円もある!という人と、1万円しかない!と考える人がいる、というような簡単なことですけど。


英語で話す時に、初心者は先ず日本語で話したい事を考えます。


それを英語に直します。


その時の日本語をまず話して貰うと、その人の考え方の癖が分かります。


英会話を習った人はよく分かると思いますが、英語を母国語として話す人はかなりポジティブな考え方をします。


今まで、ネガティブな先生に出会ったことがありません。(ポジティブな人だから日本にいるとも考えられますが)


外国のドラマを見ていても、考え方自体は日本人よりポジティブな気がします。(これは私の勝手な意見です。)


ですから、1万円もある!と考える人が多い?ということになります。


私が教えている人は初心者が多いので、自分の言いたいことをすぐには英語に出来ません。


それで、日本語で言って貰うと面白いように、癖が分かります。


何故そうなるかと言うと、たぶん緊張するからだと思います。


人はリラックスしている時は心にもゆとりがありますから、物事をポジティブに考えられたり、自分を隠すことも出来るのですが、慣れない英語を話そうとする時には自分で思うよりずっと緊張します。


焦りも感じるかもしれません。


そんな時には、思わず隠れていたものが出て来ます。


私は昔、よく”have to "や ”must"という単語を使っていました。その時代も私は自分はポジティブな解放された人間だと思っていましたが、使う言葉は”しばり”に繋がるような言葉を多用していたのです。


なるほどな~!!!と、昨日も思いました。


これは!!!使えるかも?!と思いました。


はい、日本語からポジティブに変えて行けばその人の考え方も少しずつ英語の上達と共にポジティブに変わって行くのでは???と思えました。


昨日の生徒さんは、自分のネガティブに考える癖に気が付いていましたが、それでも思いを英語に変えたいときには、素直に自分の癖が出ていました。


それをポジティブな言い回しにして教えました。


実際、ネガティブな言い回しより、ポジティブな言い回しの方がずっと簡単な英語になります。


今思ったことですけど、もしかしたら、英会話をやってもなかなか上達しない人は、基本的な考えがネガティブに基づいている人が多いのかもしれませんね!?(これも私の勝手な意見ですよ!)


英会話をやってポジティブになろう!!!なんて講座が出来たりして~ニコニコ


勿論、これは初心者だけのためのものですけどねヾ(@^(∞)^@)ノ