ゆらゆらと少しづつ少しづつ消えてゆく小さな命
寄り添うことしかできない現実に
心はいつも敏感で極限の日々だった
授かった命が事故とか病気とか突発的な事由ではなく
生まれ持った臓器を最後まで使い切って命を終える
ろうそくの炎が少しずつ少しずつ消えていくような
研ぎ澄まされた時間の中で
私の心を支えてくれたのはあの美しい滑り
18年の芽生との時間に終止符を打つ事ができたのも
あの美しいスケートのおかげかもしれない
心が折れてしまいそうな、どうすることもできないままに
ただ流れていく時間の中で突然、
心の琴線に触れたビートルズメドレー
氷に纏わりつくエッジの美しいトレースに
こんなにも夢中にならなければ
私は老犬介護に向き合えなかったと思うし
失った命にいつまでもすがっていたかもしれない
感謝です
