こんにちは、

新井祐です。

 

本日もブログを読んで下さり、

有難うございます。

 

今回は、『役作りについて』

お伝えしていきます。

 

役作りについて

悩んでいるあなたは

是非、ご覧ください。

 

台本をもらい、

必ず"本読み"

"役作り"をしますよね。

 

しかし、

その二つを怠ると

演技に影響が出ます。

 

役作りは特に

演技に影響が出やすく、

演出家に一番

注意を受けるものです。

 

私も舞台の稽古を

何度もやってきましたが

そのたびに演出家に

注意を受けてきました。

 

その時の私は

役作りがきちんとできず、

ほとんど感覚だけで

演技をしてしまっていました。

 

「ちゃんと役作りをしよう。」

そう思い、

 

毎回調べるのですが

役をもらうたびに

役作りの仕方を

変えていたため、

 

だんだん役作りが何なのか

わからなくなり、

 

結局役作りを少しして

後は感覚で演技をして

演出家に注意を受けてを

繰り返していました。

 

そんなある日、

時代劇の舞台に

出演することになり

 

その稽古で演出家に

言われた言葉が

私の役作りを

変えてくれました。

 

そのあとの稽古も本番も

言われたことを

意識したおかげで

 

今まで経験したことのない感覚で

演技をすることができました。

 

 

あなたも役作りで

一度や二度、

注意を受けたことが

あるのではないでしょうか?

 

別に悪いことでは

ありません。

役者をやっていれば

誰もが躓くところです。

 

しかし、注意を受けたのに

全く改善ができていないと

「こんなもんなんだ。」と

諦められてしまいます。

 

それだけでなく、

仕事が回って

こなくなってしまいます。

 

そうならないために

今回は

『すぐにできる役作り』

についてお伝えします。

 

私と同じように

役作りをするたび

調べているあなたや、

 

演技をすると

キャラがぶれてしまう

あなたや、

 

役作りをしたのに

「違う!」と怒られた

あなた、

 

また役作りの仕方が

わからなかったり、

上手くできないあなた、

 

今回お伝えすることを

実践すれば、

 

もう役作りで

調べることはなくなり、

 

役も物語も理解できるように

なります。

 

キャラにも一貫性が

出てきて演技をすることが

楽しくなります。

 

そして、見てくれるお客さんを

感動させられるようになります。

 

是非、最後まで

見て役作りの際に

意識してみてください。

 

 

演技をする時に

必ず行うのが

役作りですよね。

 

その役作りを怠ったり、

きちんと役作りをしていないと

演技はつまらないものに

なってしまいます

 

なので、

役をより深く知るために

『役の履歴書』を作りましょう。

 

と言っても、

実際に履歴書を用意して

というわけでは

ありません。

 

自分の性格、趣味、特技、

そして今までどんな

人生を歩んできたのかを

書くように

 

役でも書いてほしいのです。

 

・どんな幼少期だったのか?

・家族とは仲がいいのか?

・人前に出るタイプか?

・得意なこと、苦手なことは何か?等

 

また、あなたの役が

・周りの役とどういう関係なのか、

・その役をどう思っているのか、

・仲がいいのは誰なのか、

 

も考えてください。

私も時代劇の舞台の稽古中、

演出家が

 

「その役が

どうしてその男を殺したいと

思っているのか考えないと

 

その男への

殺意は出てこないよ。」

と言われました。

 

その役にとって

その男の存在は

何だったのか、

 

本当に殺したいと

考えているのか、

その役の過去で

何が起きたのか、

 

紙いっぱいに

書いた記憶があります。

 

演じる役のことだけでなく、

周りの役との関係まで

見れるとかなり

役のことを知れるはずです。

 

ここで忘れてはいけないのが

台本に書かれている内容と

あなたが考えた内容が

矛盾していないかです。

 

あなたが考えた内容と

台本に書かれている内容が

矛盾してしまうと、

 

何をしているのか、

何がしたいのか、

 

演技をしているあなたも

見ているお客さんも

わからなくなってしまうんです。

 

なので、台本を必ず持って

履歴書を書いていってください。

 

また役作りは台本に

書かれていない役の本性を

見つける作業でもあります。

 

台本を読んで

『可哀そう』

感じたところは

 

キャラクターにとっては

『辛い』とか『苦しい』とか

感じているかもしれないのです。

 

あなたはこのキャラクターの

『辛い』『苦しい』

感じているわけを

役作りの際に考えるんです。

 

その他に台本では

『いじめられていて

精神的にボロボロに

なっている子』

 

考えていたが、

実は『自分の意思を貫き、

嫌なことから逃げない子』

だったりします。

 

そういう台本には

書かれていない役の本性を

見つけることで

役がより深まるのです。

 

『役の履歴書』を

作るのはわかった。

考える内容も

わかった。

 

でもどこまで役作りを

したらいいの?

と思いましたね。

 

私にもわかりません。

一つ言えることは

"役作りに終わりはない"

ということです。

 

いくら役作りをして

演技をしても

課題が次々に出て

また役作りをする。

 

その繰り返しです。

だから、役作りに

終わりがない。

 

しかし、

あなたの演技は

役作りができていなかった時より、

確実に良くなっているので

 

自信を持って

役作りをしてください。

 

 

今まで役作りを

そんなにしていなかったあなた、

うまくできなくて

注意を受けてしまったあなた

 

感覚だけで演技を

してしまっていたり

していたあなたは

 

一度役作りに

集中してみてください。

 

あなたがその役の役割、

本性を見つけられた時

演技は今まで以上に

よくなっているはずです。

 

色んな方から

「演技変わったね。」

「めちゃめちゃよかった。」

なんて言われるかもしれません。

 

自分でも以前より

演技に自信がつくかも

しれません。

 

そうなったら

もう演技が楽しくて

仕方なくなります。

 

そんな演技ができるように

『役の履歴書』を作って

最高の演技人生に

してくださいね。

 

 

本日はここまでです。

 

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