映画大好き、オレンジ時計です!

 

 今回紹介するのは、1984年公開の『ストリート・オブ・ファイヤー』。

 

 当時流行っていた、音楽と映画をミックスした作品。西部劇とロックを融合させて、人が一人も死なないというアクション映画としては珍しい映画になっている。

 

 元々は3部作の構想だったが、興行成績は良かったにもかかわらず、残念な事にこの一作のみの作品となってしまった。

 

 劇中のマイケル・パレとダイアン・レインの衣装は、ジョルジオアルマーニが担当している。

 

 当時無名だったマイケル・パレは、エディ・マーフィーのプロモーターからの強い推薦で主役の座を得た。経験は浅いが、強靭さと無邪気さのバランスが絶賛され、そこが評価されたのだ。

 

 ダイアン・レインは、オーディションを受けるとき、役のイメージを思いっきりロック調にして臨んだという。

 

 この作品の見どころの一つに、最初と最後のダイアン・レイン演じるエレンのライブシーンがあるが、その意気込みが垣間見れる。

 

 

監督:ウォルター・ヒル

脚本:ウォルター・ヒル

音楽:ライクーダー

配給会社:ユニバーサル映画

出演:マイケル・パレ、ダイアン・レイン、ウィレム・デフォー、エイミー・マディガン他

 

 

あらすじ

 

 人気ロック歌手、エレン・エイム(ダイアン・レイン)が地元での凱旋ライブ中にストリートギャング“ボンバーズ”に拉致される。

 

彼女の大ファンのリーヴァーは弟のトム(マイケル・パレ)に助けを求め、エレンのマネージャーのビリーはトムを雇入れる。

 

 トムは偶然出会った陸軍上がりの女兵士マッコイを相棒にし、ボンバーズのアジトを強襲し、無事エレンを救い出した。

 

 かつて、トムとエレンは恋人同士だったが、トムはエレンの未来のために自ら身を引いていたのだった。

 

 今回の救出をきっかけに再び心が揺れるエレンだったが、トムが金を目当てにこの仕事を請け負ったと勘違いして仲違いする。

 

 しかし、トムが謝礼金を受け取らなかったのを後から知り、二人の間に再び愛の炎が燃え上がるのであった…。

 

 一方、面目をつぶされたボンバーズのボス・レイヴェン(ウィレム・デフォー)はボンバーズを率いて街を襲撃しょうと画策していた。

 

 その前に立ちふさがるトム。

 

 トムたちとボンバーズの決着はいかに…。

 

 

 劇中で流れる楽曲はすべて吹き替えで行われていたが、そのサウンドトラックからは、全米ヒット曲が含まれている。

 

 特に、のコンサートシーンでの「今夜は青春:Tonight is what it Means to Be Young」は名曲である。日本でも椎名恵がカバーしておりテレビドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌として大ヒットしている。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

 この作品も書店やCDショップでDVDやBlu-rayディスクを安く購入できます。また、VODなどでも視聴可能です。

 

 皆さんに是非ご覧になって欲しい作品です。

 

 ではまた、次の映画の紹介まで、お楽しみに。